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図書館で働き、神楽も舞い、棚も作る

秋は五穀豊穣の感謝を込めて神様に祈りを捧げる季節でもある。

神楽で有名なのは広島県でいうと安芸高田や県北。広島市の折り鶴タワーの売店には、からくり神楽人形も売っていておもしろい。

脱線したのでもとい!有名じゃないわけじゃないけど、備後神楽、知っていますか?

衣装はそこそこ、火を噴く大蛇も出現、猿田彦に恵比須様、三吉はみんなの笑いのツボ。

この神楽を舞うお一人が、福本さんという人。普段は府中市立図書館上下分室に勤務されている。神楽のハイシーズンになると大忙し。

備後神楽は、舞う!というより語りが実に面白いそして超ロングタイム。約4時間位続く。福本さんは女形が得意。ご存知の播州皿屋敷では、あんな役を!おめでたい席ではこんな役を!矢多田神楽同好会のお一人としてご活躍だ。

図書館の人であり神楽の人であり、もう一つ顔がある。木工も得意とされているのだ。まるで江戸時代に生きる人みたい!江戸時代は、朝は豆腐屋、昼はえっさほいさと人力車、夜になると飲み屋の店主という何足ものワラジを履いての生活が普通だったとのこと。

商店街の中には福本さんがつくった木工品を商品陳列に使っているお店もある。見つけてみてね。

(ありみつりさ)


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