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ゴーンさんが入っていたのはコントラバスケースらしい。

どうも。リーマンコントラバシストです。今回はコントラバスケースの話です。

The king Ghosn is gone. 直近でコントラバス界隈を騒がせたニュースといえばカルロス・ゴーン氏。氏が逃亡する際に隠れた楽器ケースがコントラバス用だったという話。こちらがANAのHPに記載されている楽器用フライトケース。見た目にも見事に隠れることができちゃいますね。なんというミッション・インポッシブル。確かに高価な楽器を扱うので触れたくない箱です。

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とはいえアマチュアコントラバシストにとって身近なのはこんな棺桶のようなケースではなくソフトケースです。本稿はそんなソフトケースのお話。

コントラバスはデリケートで高価。できるだけ頑丈でいてほしいものです。国内でも様々なケースが販売されていますし、よく目にします。本稿では私が妄想で購入している日本であまり見ないケースを散策したいと思います。

まずはSoundwearの3244 Performer 4/4 Bass Bag。

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お値段が$749なので送料別で8万円弱です。とても高級!でもお値段以上な頑丈さの様子。素材はグローバルな繊維メーカーであるデュポンコーデュラ製のパッド。すごく頑丈そう。この取っ手を見るだけで凄さが伝わります。このソフトケースだけで重量は約 4.8 kg。ケースだけで70年代フェンダーベース並みの重さです。

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さてコメントを見てみましょう。コメントはなんと3人とも☆5つ!すごい満足度ですね!どんな内容でしょうか。

(意訳)2年間使用した後でもまだ真新しさがあります。運搬はとても簡単で、まるで大きなリュックサックのように感じる。
(意訳)素晴らしいケース。ゴム製で補強した非常に厚いパッド。素材も非常に耐久性があります。すべてのストラップ・ハンドルはよく考えられた設計で配置も完璧。唯一気になるのはパッドが多くてちょっと重いこと。
(意訳)いいところ:優良品質。30年間は使えそう。必要な箇所を保護してる。悪いところ:重い。弓を入れる箇所が大きくない。ハンドルの触感が好みでない。値段が高い。

押しなべて高評価。気になるのは高い!重い!ってところでしょうか。リュックサックの様に背負えるようなので実際はそんなに苦労はなさそうな気がします。私はかなり欲しいです。寸法は3/4と4/4があります。買うとしたら余裕をみて4/4を買うのかな。3/4の方がメジャーみたいですね。あと色は黒とネイビーがあります。

次は値段がぐんと下がって$339。ベースケースでも有名なRitterのRSS7 Double Bass 4/4 MGB。重量はなんと6.8 kg。更に重いとは!

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デザインはオレンジの指し色がかっこいいですね。こちらも3/4と4/4があります。こちらもリュック仕様がとてもかっこいいです。soundwearと比べると作りは素材感がちょっと微妙か?値段分といったところでしょうか。

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気になる評価は、、、☆3.8/5!意外と微妙ですね。何がダメなんでしょう。

☆3(意訳)製品の品質が良く、耐久性に優れているので、バスや飛行機、電車での移動に適しています。アクセサリー用のポケットがたくさんあり、仕切りもあります。平らな場所でも側面でも、とても安定しています。たくさんの補強材と、持ち運びのためのあらゆる方向のハンドルがあります。コントラバスがバッグの中で動かないように、できるだけしっかりと締めましょう。仕上げや縫い目も補強されていて、とても良いデザインだと思います。欠点としては取り回しの悪さです。正直言って重すぎて入れるのも元に戻すのも複雑だからです。重すぎるので筋トレをする必要があることに気を付けましょう。

ちなみに上記のコメントはフランスの方のコメントです。コメントにエスプリが効いています。物欲は尽きませんな。。。

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せっかくソフトケースに包んでもチョロっと見えてしまうエンドピンの話はコチラ。

コントラバスと一緒にこれらのケースに入れるであろう弓の話はコチラ。


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