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46歳の勉強 〜FP 支部研修〜

久しぶりに支部研修に参加できてよかったです。
今日のテーマは2部構成で第一部は「令和5年度の税制改正について」、第二部は「持続可能な地域づくりから見えてきたFP相談」というテーマでした。

税制改正については、相続時精算課税制度の変更が興味がありました。
相続税ってあまり気にしてこなかったけど、やはりやり方を間違えると税がかかってしまいそうで、特に自分から次の世代に向けてどうバトンタッチするかは、親の世代が生きている時から意識しておくことが重要だと思いました。

知人が病臥に伏せる父親を抱え、相続を目前に迎えていて、手立てもあまりなく課税されるだろうという話を聞くと、我が家においても今から備えないとと思います。

持続可能な地域づくりについては、地域行政に関わるものにとって常に課題となる点です。

この講義では、講義の最初に仕掛けが施されてて、それが最後に講演者が伝えたいところに戻ってくるところがおもしろかったです。

講義の最初に「この講義が終わった後に自分がどのような状態であれば最高ですか?」
と講義へ意識を集中させてくれます。

私の回答は「講義の話を人に話したくてウズウズしてたら最高」とします。

講義の中身は、地域の課題の中にFPが相談を受けることで解決できる部分があるということです。

地域の課題と言うと、社会全体で考えると少子高齢化やコミュニティの希薄化、DV等の問題、地域間格差、情報格差などが挙げられます。
それらの課題を個々で考えるとなんなのか。これは、個々から聞き出すしかありません。それはどのような場面で見えてくるのかと言うと”雑談”の中で課題が浮き彫りとなるのです。

だから、”雑談”を生み出す機会、場所の提供がものすごく重要となるわけです。

個々の相談ということはFPが本領を発揮するところになりますが、このきっかけづくりはFPが仕掛けるものとなります。先ほどの講義の最初と同じように、雑談で課題を把握できた支援先に対して、今度は雑談だけで終わらぬように継続的な支援が可能となるように仕掛けます。この仕掛けがこの講義の最初に仕掛けられたものと同じで、現状打破だけを考えるのではなく、ゴールの設定を長期的なものとするわけです。それをやりやすくするために一つのフレームワークを使います。このフレームワークは講演者のオリジナルなものなのかどうかわかりかねましたので、今回このフレームワークは掲載をしませんが、過去24時間以内にもっとも心が動いたものは何か、この相談を通じてどのような状態に落ち着くであろうかを、相談の前に記入し、その変化がなぜ生じたのかを分析するという形で話を進めていきます。

文書ばかりで説明しているから、何をどうするのか伝わりにくいでしょうが、まあそれはそれでいいです。その部分のノウハウこそがFPの売りの部分になるでしょうから。

それで、結局、課題を深堀りし、長期的な課題への対処として、ACTIONを起こさせるように、次に向けての課題を投げかけるというやり方です。

講演者は自治体や社会福祉協議会等の就労支援や自立支援のお仕事もされているようでして、そのような相談業務における留意点などにも触れられていました。
FPが相談に応じるべき内容とそうでなくて専門家や関係機関と連携して取り組むべき課題があるというのが講演者の話でもありました。この進め方は、特に福祉系の相談事業では必須だと思いますが、そうでなくても専門家や関係機関とも連携できるというのはFPとしてやっていくのにとても重要なことだと思います。また、中小企業診断士としてもこの考え方は役に立つなあと思いました。

そのようなわけで、今日の講義を終えるのですが、先ほどのフレームワークを自分自身のことであてはめて分析をしていくと24時間以内にどのようなACTIONを起こしますか?の問いに対する答えは

「この講義の内容をSNSを使って発信したいっ。」となりました。

昨日の講義を振り返る気持ちのいい朝です。

#46歳   #勉強 #FP #中小企業診断士 #持続可能な地域づくり

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