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脳筋赤白ひげ研究日誌

pironeko36

こんにちは。ロボ猫ふらみーです。
今日は赤白ひげの勉強を一緒にしましょう。

1　靴磨きの少年

「靴磨きの少年」の話は皆さんご存じでしょうか？
簡単に言うと、投資なんか普段しないような人が投資の話をすると、暴落がやってくる話です。
僕らのワンピカードにも靴磨きの少年の話が当てはまります。ある日、カードゲームを全くしない友人から「頂上決戦の箱が欲しい」と電話がかかってきました。

ワンピカードプレイヤーの大事な指標

友人の電話を機に、1万円近くをキープしていたバンナム株が急落を始め、止まることを知らず、9,000円までも割り込むことになったのです。
バンナム株だけでなく、シングルカードも暴落バーゲンセールが始まりました。
「常に今が最安値！」
「ワンピカードは資産。孫へ相続！」
「ガチホ一択！（注：ガチでホールドすること）」
かつてこれらの言葉が飛び交っていた頃に、時を遡ります。

筆者は坊主めくりに明け暮れていました。そして、坊主めくりで稼いだお金をすべて女につぎ込みました。青いデッキすべてで輝く。当時の時価4万円。10万円への通過点でしかない。
甘い夢は消え去り、現在は5桁を割っています。バンナム株の10％ダウンなんて目ではありません。
賭博と女は人をダメにする。思い出はプライスレスだけど、爆損した筆者は次のデッキを考えねばなりません。賭博から足を洗うべく、坊主めくりしないデッキを。

2　エースが大好き！

バブル崩壊後、筆者はあることを思いつきます。
「自分が使うカードを大量に仕入れて、それで勝てば億万長者だ！」
そして、大量に仕込んでから世に放ったのがバニラ高収入緑青サンジでした。バニラならいくら仕入れても懐が痛まないのもポイントです。

バニラで高収入を実現するはずでしたが、バニラたちの値段は全くあがりませんでした。

ワンピカードは5,500円で始められる良心的なカードゲームです。
仕込みとシングル価格釣り上げに失敗して途方に暮れました。例の友人から再び連絡が。
「ワンピースのエースが大好き！あのカードが欲しい！」
頂上決戦発売当初には30万円。現在は9万円割れ。
友人として、値下がっているカードを買わせるわけにはいきません。なぜなら、満足度が下がるからです。毎日値上がっていて、「今買わなきゃ置いていかれる！」
そんな心境で手に入れてこそ真の満足感を得られるのです。筆者もこの心境でパラレルハンコックを買ったときの満足感は忘れられません。

3　脳筋白ひげ

エース大好きな友人のため、早速デッキ構築に取り掛かりました。

今まで赤白ひげに見向きもしなかったのは、サンジに全く勝てないデッキだったからです。バニラ5000たちが6000で殴り続けるのを止められません。
しかし、千葉の天竜杯で感動的な白ひげに当たり、印象が変わりました。ドン付与ナミでリーダーが常に7000攻撃。速攻ゾロではなくスターターゾロ。速攻ゾロが相手ならバニラたちはドンをつけずに殴り、相手の手札を削りに行けます。スターターゾロ相手だとそうは行きません。優秀な彼らは麦わらから白ひげに出張してもらうことに。
白ひげの軸になるのはマルコとエースです。防御のマルコ、攻めのエース。特にマルコは手札で腐っているカードを投げ捨てられるのが高評価です。2枚目のボビーディック号や使い時を逸したバカ息子などがマルコのために働いてくれます。
エースは魂のカードなので、脳死で4枚投入です。そして、彼らを確実に引き込むため、サーチ用の白ひげ海賊団も採用されます。白ひげ海賊団のヒット率をあげるべく、該当者をピックアップ。
あとは海震やラディカルビームなどを放り込んで出来上がり！

4　立ちはだかる壁

ツイートした仮組デッキを調整しました。

脳みそにもっと筋肉を！

海震だけあればいいや！ということで、ビスタを解雇。お玉もゴードンもいないから威力を発揮しないからです。かわりに白ひげのバニラを増やしていきました。
いざ、チームメイトと調整！

対青イワンコフ5-2
筋肉は正義。ガチムチ達で押し潰せることがわかりました。動きがもっさりしていることが気になりましたが、筋肉でねじ伏せるからどうってことはありません。

対赤ゾロ0-4
意気揚々とトップメタに挑むものの、フルボッコにされました。
ダダンをはじめ、マキノにバックアップされた1コスたちが簡単に6000以上で連続攻撃してくるのです。
ビスタ解雇が愚策でした。

ここから真の調整が始まります。

5　白ひげの正しい理解

ここでいったん白ひげのリーダー効果を復習しましょう。

・パワー6000
まず、パワー6000には2つの忘れがちな意味があります。

1　あと1ドンつけるとほぼ攻撃が通る
2　相手の5000アタックをすべて無効にする

1点目から説明します。ワンピカードのアタックラインにおいて、6000と7000には天と地の差があります。6000は2000カウンター1枚で防げるけど、7000は手札を2枚切らないと防げません。それか2ドン浮かせてイベントをぶつけるのみです。
つまり、7000アタックをたった1ドンでできることこそが白ひげの真の強みなのです。

2点目。相手の5000攻撃を無効に。ワンピカードでは15回5000アタックされるとほぼ負けます。

ただし、例外があります。白ひげとイワンコフです。白ひげは1000回殴られてもびくともしません。難攻不落。
「毎ターン1回リーダーが殴れる」
このルールを踏み潰せるのです。相手がすべてのドンを消費してキャラを出したなら心の中でガッツポーズ！貴重なアタック権を奪うことに成功したのです。勝利は目前。

ここまでの特色から導かれるデッキ構築が見えてきました。
リーダーを常に7000でアタックさせたい

ドン付与ナミが最適なのは言うまでもありません。しかし、彼女がいないときのことも考えると、ドンが1個あまりながら戦える構築を目指すのがいいことがわかります。つまり、やや軽めの構築が目指すべきところです。

・毎ターン終了時にライフを手札に加える
メリットでもあり、デメリットでもある部分です。
序盤であれば実質2ドロー。相手よりも圧倒的な質と物量でゲームが進められます。例えば、ゾロ相手にビスタや海震を贅沢使いだってできるのです。
一方で、あっという間にライフが致死圏内に追い込まれます。中盤までは相手がドンの捻出に苦労して、なかなか6000アタックもできません。しかし、終盤は話が違います。潤沢なドンから6000アタックどころか、8000アタック連打で命を狙われるのです。

まとめると、白ひげの戦略像は下記のようにまとめられます。
・序盤から7000アタックを繰り返す
・ライフ0や1になってからの攻防を見越してブロッカーやイベント配備
・耐久力あるアタッカーも用意

これらの準備を整えて、命の灯火が消える前に相手を殴り倒すのです。

エキシビション

エキシビションでは、ここまでの調整や思考実験を経てできたレシピを掲載します。あと、プレイングガイドも。
「文字だけだとどうしても実際のプレイングがわからない！」という声をいただくので、今回から動画も載せることにしました！有料部分に動画のリンクをのせています。ただし、残念なことに筆者には動画編集技術がないので、具体的な解説はnote内に文字で記載します。撮影場所の都合で余計な音が入っているので、音量小さ目での再生がオススメです。動画はまだ素人だから、拙いところはご容赦を！

いっぱいスタバに出て大会結果報告と共にジャンジャン更新していきたいところです。が、賞品が変わった今月のスタバは参加のくじ引きが激戦です。
12/1スタバ参戦記録
・吉祥寺32/100落選
・立川　32/78落選
いつものスタバ勝った！更新！方式は諦めます。
そこでチームメイトと練習して、コツコツアップデートの報告を追記していく方式にします。

調整記録
12/1
・スタバ落選組練習会
対赤ゾロ5-2

・町田練習会
対赤ゾロ2-2
対スモーカー3-0

12/2
町田練習会
対赤ゾロ3-0
対錦えもん4-4 

12/3　キイロSUN杯5-0優勝

12/7 
スタバ3-2
ゾロ○
キッド○
錦えもん○
ゾロ×
ゾロ×

チームメイトとの調整　
カイドウ2-1
ゾロ2-1

天竜杯サブイベント優勝してきました！

白ひげはファンデッキやネタデッキだったのに、いつしか強豪の一角を占めるにまで至りました。
三島由紀夫氏、ほりけん氏、ゆきのすけ氏、きょん氏など、各地の白ひげ使いたちの研究の成果が日の目を見ることになりました。というより、覚醒です。
愛知チャンピオンシップ直前ということで、エキシビションで今回のレシピも説明します。

12/25追記
愛知チャンピオンシップ6連勝から2連敗でした。白ひげを持ち込むことを決めるまでの経緯はこちらの記事にまとめました。

エキシビジョンで最終段階のレシピについて補足説明します。

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