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東京チャンピオンシップ勉強会

こんにちは。ロボ猫ふらみーです。東京チャンピオンシップは赤ゾロが王者に返り咲きました。
チャンピオンシップは終わったものの、僕たち海賊にはこれからフラッグシップがあります。頂上決戦環境は終盤に突入するものの、フラッグシップ限定のゾロとクイーンを獲りにいく真の戦いが始まります。
シリアルルフィが50万、チョッパーが5万。ならばゾロも50万、クイーンも5万でしょう。デッキ内のゾロを4枚揃えるためには200万円。これからの勉強にはとんでもない金銭価値があるのです。
一緒に勉強してがっぽがっぽしましょう!

1 白ひげ凋落

去年末から勢力を拡大していた白ひげ。前回の宮城ではベスト4に2名を送り込み、栄華を極めていました。今回はベスト32にわずか3名。ベスト8には姿を見せることがありませんでした。

トップ16に生き残った白ひげも大きく形を変えることになりました。
詳細はササキ選手の記事で勉強しましょう。まさかのモビーディック号なし!サッチ投入!

従来の白ひげが今回勝ちきれなかった理由は明確です。
今まではチャレンジャー側。今回はチャレンジされる側。

筆者が12月頭に白ひげを握り始めたときは、ほとんどの大会で超少数勢力でした。「自分とLEXくんしか会場内に使用者がいない」。圧倒的不人気。毎ターンライフも減るし、勝つときも負ける時もライフは絶対に0。
「癖も強すぎるし、こんなの人気出るわけないわ。noteで記事にしても一部ファンの方しか買ってくれないよ
そんなマイナー時代を経て、一気に駆け上がりました。

「白ひげと対戦するの初めてです!」
こう言われてたのが12月。
「白ひげとの対戦、バッチリ練習してきました!」
これが今。

つまり、みんながちゃんと進研ゼミに取り組んでしまったのです。わからん殺し戦法を叩きこんでた側が、今度は逆に「攻略されてしまった」側に。とんでもない向かい風が吹き荒れたのです。
ササキ選手の新型白ひげが駆け上がったのは、新たなわからん殺しが随所にちりばめられていたからと言っていいでしょう。
これからのフラッグシップを見越すのであれば、新たなギミックを仕込んでいくのが肝になっていきます。

2 ゼット先生見参!

配信卓で盛り上がりを見せたのは紫黒ゼットでした。潤沢な2000カウンターで身を守り、10ドンでクザン。そして、リーダー能力発動。
錦えもんが多数を占める現環境では、ちょうどいい感じに光月おでんを倒せるのがポイントです。おでんが残すお菊も、次のターンにはもう一度リーダー能力起動で退場へ。
準決勝では赤ゾロに斬られることになりましたが、それ以外のデッキへ圧倒的な強さを誇ります。天敵のゾロが数を減らし、白ひげも増えていたことが追い風でした。紫黒ゼットは、ある程度のサイズのキャラをKOしていくのに向いています。
フラッグシップでも台風の目となることでしょう。
「5試合であれば苦手なゾロは踏まない!錦えもんがゾロを駆逐してくれる!」
こういった選択もありです。「ゾロを2回踏まなければクイーンget!」こういった考え方で選ぶ手もあります。

補足すると、2000カウンターの質がとてつもなく高いのが紫黒ゼットの特徴でもあります。場に出しても十分仕事ができるガープ、つるなどが入ります。また、白ひげが6000で殴ってくる序盤を無理なくしのげるのも重要な点になります。

3 新型ロー

宮城王者に輝いたローは、今回も準優勝と好成績を収めました。
ジョーカー選手が持ち込んだローには、わからん殺し要素が含まれています。

速攻ゾロもルフィも0枚。代わりにスターターゾロとフィルムゾロが入っています。そしてスターターローが4枚フル投入。サイズの大きいゾロがローのバックアップで連続攻撃してくる
この新しいアプローチを初見で読み切るのはほぼ不可能です。
「ローには小型キャラしかいない」
そんな風に甘く見ている相手をなぎ倒す構築です。錦えもんによるレストキルの嵐も、ゾロたちの6000サイズなら手札のカウンターで守り抜くことも可能です。仮に守れなくとも、相手が8000サイズに上げるためにドンを多く消費するため、展開を遅らせることになります。
コンボに特化した従来型から、サイズも手に入れたグッドスタッフ型へ変貌を遂げていくのも熱い展開です。
生き残りやすいゾロ達を起点に攻撃ラインを作れます。繊細で1ミス即死亡となりかねなかった課題を乗り越えています。
従来よりも使いやすく、サイズがでかくて楽しいので、フラッグシップでも活躍が見込まれます!


4 王者奪還ゾロ

今回立ち位置が良かったのはゾロでした。トップ32にも7名を送り込みました。

オープンアッシュ選手の構築で目を引くのはラディカルビームです。ガンガン攻めてくるゾロから突如飛んでくるこのカードを読み切るのは難易度が高いです。勝てると思って踏み込んだが最後、ラディカルビームでしのがれ、返す刀でバッサリ斬り捨てられる。
白ひげ相手にはアタック回数を確保、無理してドンをつけすぎない。
錦えもん相手はちょっとしんどいかもしれないけど、練度でねじ伏せる。
その他有象無象には序盤のスピードとキャラ白ひげの制圧力。
序盤、中盤、終盤と隙のない強さに、オープンアッシュ選手の圧倒的な練度と腕前で東京を制圧することになりました。

5 考察~なぜ錦えもんは無冠の帝王に終わったのか

ベスト32に12名を輩出。毎回チャンピオンシップで最大勢力を占めながら無冠に終わり続けた錦えもん。
デッキは間違いなく強い。使い手の練度も凄まじい。
トロフィーだけが手に入らない。

今回の記事で取り上げた
・ササキ選手のモビー抜きサッチ型白ひげ
・ゼット
・スターターゾロ型ロー
・ラディカルビーム入りゾロ
これら4つのデッキはいずれも対戦相手からしたら「想定外」の要素が盛り込まれています。
ゼットはデッキそのものが想定外です。対ゼットを真剣に練習したプレイヤーの数は片手で数え切れるでしょう。
それ以外のデッキ相手は練習こそ積めるものの、ビックリドッキリカードまで想定して練習するのは難しいです。
ほとんどの人にとって、サッチを出されるのも、ローからスターターゾロを出されるのも、ゾロからラディカル撃たれるのも初体験だったことが容易に想像できます。

進研ゼミで習ってないでしょ?

いずれのプレイヤーも、研究の成果をこの大舞台で対戦相手にお披露目し、勝利をもぎとってきたのです。

現時点で錦えもんに唯一欠けていたのが、想定外の一撃必殺でした。
7キッドの枚数、おでんの枚数、8キッドの有無など錦えもんの構築には数多くの論点があり、識者たちの議論が続いています。しかし、対戦相手の頭を真っ白にさせる一撃必殺となると、ほとんど見受けられないのです。

つまり、錦えもんの動きはトップ32レベルになると、「全部進研ゼミで習った」。そのため、適切な対策をされて、習った通り捌かれてしまうのです。

しかし、フラッグシップのレベルであれば、単純なデッキパワーと練度だけで押し通せる見方もできます。

新たな一撃必殺を見出すか、練度をあげていくか。これからのフラッグシップに向けて、一緒に取り組んでいきましょう!

新型エキシビジョンのお知らせ

「第三弾これから始まるし、今からデッキリスト書いても使える時間短いしなぁ・・・」
「わからん殺し決める快感を味わってもらいたいのに、書いた瞬間に広まって、全然味わってもらえなかった!」
「有料noteは一方向で限界もあるし・・・」

というわけで、今回のnoteは無料

代わりに、アマゾン欲しいものリストを作りました!

贈り物をしてくださった方に、お礼としてこんなことを考えています。
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試験的な試みなので、どのくらいの往復回数かとか、返信速度になるかとかはやってみないとわからないけど、こういうのは「やってみよう!突っ込んでみようの精神で!」デッキ開発と同じ!

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