一つの指輪オンラインセッション『毀たれざる誓い』(2)
一つの指輪RPGオンセ第2回。
風見丘陵の奥地にたどりついた一行。
霧もやに覆われ、暗く荒涼とした風景に心は陰鬱としますが、焚き火とエルフの笛の音が束の間の団欒をもたらします。
と、そこへドワーフがやってきます。近くで仲間と採石をしている鉱夫とのこと。焚き火と歓談の声に誘われたのでしょう。
ボーリと名告るこの陽気なドワーフとの愉快な時間。しかしその時間は強風に乗った遠吠えとともに来襲したワーグたちによって破られます。
巨大な魔の狼でえるワーグは群れになって襲ってきますが、エルフの弓と野伏の剣があやまたず命中し、他の者たちも奮戦して、見事、しりぞけることに成功します。が、さらに山間に響き渡るおそろしい遠吠え。増援が来る前に、一行は野営をたたみます。
時はもう夜。狼を避け、ボーリに連れられて、丘の脇に設けられた石切小屋(?)に案内された一行。火髭族のドワーフたちに歓待され、ひさびさに暖かいベッドで眠りにつきます。
翌朝、ドワーフの館に逗留する一行。ホビットのベルと宿屋の息子ビルは、古地図の謎かけを解こうとがんばります。
野伏フィンディミアは狩猟に。そしてエルフのリナイスは探索に出て、老いた一本松からかつてここにあった森の消滅について悲しい物語を聞くのでした。
その夜の楽しい晩餐の席。ベルが謎々まじりに楽しくドワーフたちに、古地図の謎についてたずねます。おかえしにドワーフたちも、ベレリアンド破滅以来の自分たちの歴史を教えるのでした。
古地図の謎が示す場所は、一本松から続く断崖の洞窟。次の目的地はそこです。
というところで今回終了。
(つづく)
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