クリスマスケーキを予約しない派っているのね

きょ〜お〜は〜   クリスマス!

同僚のAさんがクリスマスケーキどこで買ったらいいですかね?と。
適当な店に寄って、買って帰るとのこと。
えっ!クリスマスケーキ予約しないの?
って聞いたら、今までしたことないですね、と。

クリスマスケーキ予約しないと、好みのものを買えないのが不安では、、、?
と自分は当然のように思った。
Aさん変わってるね、という姿勢でいた。
質としては自分は嘲笑していたのだと今振り返ると思う。

話を続けた。
するとBさんも、私も今日買って帰るわーって。
Cさんは、うちはホールケーキじゃなく、カットケーキ派です、と。

おおお、、、
自分はクリスマス=早めに予約=ホールケーキ=5号(15cm)が4000円強で少し高くてもしゃーない、が当然に思っていた。
実は、10人弱いる職場の2/3くらいがクリスマスホールケーキを予約して買わない人だった。
自分がノーマルだという思い込みに恥ずかしかった。

話は膨らみ、そもそもホールケーキって割高じゃない?という話になった。
私は否定した。
でもやっぱりパーティー感が出るのは、子供が喜ぶのはホールだよ!
原材料費も高くなったし、4000円強は普通でしょう!?
と私は語っていた。

さてその日の夜、デパ地下に予約したケーキを受け取りに行った。
ああ、激混み。
そしてその店は予約している人も、当日買い求める人も一緒の列に並ぶのであった。
10分程度並ぶ。

自分の目の前の人は500円強のカットのショートケーキを2つ購入。
ようやく自分の番が来て、予約控えを店員さんに渡す。
受け取った店員さんは、では少々お待ちください!と店の外に取りに行く。
またしばし待つことに、、、
予約しているのになあ、と損した気分になってしまった。

手に入れたホールケーキは、家族4人で美味しくいただきました。
しかし食後に考えてしまった。
このホールケーキ、多めに見積もってもカットケーキ5個分くらい。
500円強×5って、、、3000円行かないし、、、

もちろん価格だけで判断するものではないし、予約をして確保すること等、複数のメリットもある。
そのうえで来年は(また誕生日ケーキも)、
いつもホールケーキだったけど、カットケーキでもいいかもなあ〜って思ったのでした。

「当然」「普通」「こうすべき」を疑うって、大切ってよく言われる。
職場では、マネージャーとして個々の思いや選択を尊重しようと思っている。
だけども、ビジネス理論や崇高なことよりも、むしろこうした身近なたわいもないものにこそ、
自分の無意識の本質がにじみ出てくる気がします。

この件のように、上から目線で他人を見ている時の感覚を、自分で覚えておくことにする。
その感覚に似たものがやってきたら、
ホールケーキとカットケーキを思い浮かべ、要注意することにしよう。

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