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派遣社員が正社員になるということ。

派遣社員として働くという選択をしてから1年が経つ。

派遣を選んだ理由はフリーランスのWebデザイナーになるため。

Webデザインの勉強時間を確保するために、時間的にも仕事の内容的にも余裕の持てる派遣社員を選んだ。

当初の計画的には、もうWebデザイナーとして動き出している予定だったけど




私は今も、ただの派遣社員のまま。


わけあって、Webデザインの勉強はやめてしまった。

今はライティングの勉強を始めていて、ライターとしてフリーランスで働くことを目指している。


フリーランスとして働くことが
いつしか私の憧れとなっていた。


そして、当然
将来そうなるんだろうと思ってた。








昨日、急に派遣先のマネージャーさんに個室に呼ばれた。







「うちで正社員として働くことに興味はありませんか。」





いつものように、「最近どうですか」っていうただの近況の確認だと思っていた私はびっくりして顔がひきつってしまった。


派遣社員から正社員になることは、一般的に少なくない。

でも、私が現在働いている派遣先は日本でもトップクラスの大企業。

優秀なビジネスマンがごろごろ働いている。

派遣社員が、ぽっと正社員になれるような可能性は限りなくゼロだろうと思っていた。



そして、私はこの先



正社員として会社に属することは二度とない。

なぜなら、フリーランスとして生きていくから。



そう、心に決めていた。









はずだった。


でも、マネージャーさんからの正社員のお誘いに、私の心は揺れに揺れている。


頭の中で描いていたものが
一瞬で崩れていくようだった。

私の中では、選択肢は「フリーランスになる」という一択だったのに、まさかまだ「正社員」という選択肢があったとは。



「正社員」に心が揺れているということは、ライターとしてフリーランスになる覚悟が私にはなかったということだろうか。

心のどこかでは、やっぱり安定を求めていたのかな。

なんで、フリーランスになろうと思ったんだっけ。

会社からの帰り道は、ずっと心ここにあらずで、頭がぼーっとしていた。



私の人生。私のキャリア。




今、何を選ぶかで私の将来はガラリと変わる。


でも何を選んでも、私は幸せになれる。




なんだか、神様に試されてるみたい。


さあ、私はどっちを選ぶ?

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