変化の兆し

つい最近、実家で飼っている犬(ゴールデンレトリバー)がお腹を壊していたので、母が仕事で行けない代わりに、病院まで連れて行きました。

うちの犬は今年で11歳。元気なんだけど、歳なので何かあると途端に心配になってしまう。。

で、診断されたのが「季節の変わり目によるストレス」だそうな。

待合室で待っている時、ご夫婦に話しかけられたんだけど、大型犬は人にすごい気を遣って生きているため、寿命が短いそう。(本当か?)

でも、以前に「犬は人間を殺そうと思えばすぐ殺せる。だけどそれでも人間に寄り添っているのは、安心感と、信頼感を持っているから。飼い犬に本気で噛んだりしないのもそういうことなんだよ」と言われたことを思い出し…そうかも…と。

そのあと、診察台に乗った愛犬は、心配そうに私の顔を見つめ、診察が終わった後は、ほっとしたのかごろんと寝ころんでいた。。

待合室で待っていたワンちゃん猫ちゃんは誰も居なくなっていて、一匹になり、私が会計をしている間に病院にあるおもちゃを勝手に漁って一人で遊んでいる。。

その姿を見て、「元気だから、心配しないで!」と言われた気がして・・・

そんなことをぼんやりと考えていると、

看護師さんが駆け寄ってきて、「ほっとしたんですね~」と。

やっぱり、分かるんだなぁ、そういうの。と思いながら、

ふと、”動物の看護士さんって、どんな仕事をするんだろう”と興味が湧き。

私は小さいころから、動物に関わる仕事がしてみたかったんだと、ふと憧れていた夢を思い出しました。でも、動物園の飼育員に憧れていて、それを志したのは大学生の時だったから、今更学校に通い直せないと思っていて・・・。

動物看護士のことを調べてみると、国家資格だけれど、自力で学ぶことができる、というのがあり、さらに求人を調べていくと、給与は今よりも少ないけれど、魅力的に思えて。

気付いたら、資料請求をしていました。

国家資格を持ち、手に職をつけたい、というのもあるし。

自分にとっての新たな一歩を踏み出せた気がしました。

私は、どちらかと言えば「思い立ったら即行動」派の人間だけれど、仕事が手元にあった時は、「やりたいことなんか特にないし」「今はそれどころじゃないし」と、何だかんだ興味があることを端に置き、言い訳にして向き合わないことが多かったのです。

でも、それを一旦、取り外してみると、自分と正直に向き合うことが自然とできるようになりました。

こんなに前向きなのは、いつぶりだろう。

まだ、分からないけれど。色んな可能性を引き出したい。そう思っています。

図書館に行って、自分の興味と向き合う時間をさらに作りたかったのだけれど、生憎31日まで休館らしい。コロナめ。。

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