〇か△か☐か? 4-4-2という形をどう観るのか?
攻撃的なサッカーを守備的なサッカーという表現が出てきたりしますが、攻撃的なサッカーをしたいのであれば守備が日常のTRの質を決定づけるであろうし、守備的をがっちりやりたいなら攻撃の質を高めていかないと守備の質も上がっていかないと思います。別物のようで2局面は相互に影響し合って存在であるし、別物であるともいえるけど同じものであるとも言えるのではないでしょうか?
前線からのプレッシングは守備なのか?攻撃なのか? 便宜上で4局面に分けて考えて整理していますが、本来は分けられるものではなくて、『サッカー』の捉え方であり、どう見るかによってどう見えているかが決まります。 観ている対象が同じでも、結局自分のレンズを通してどういう見解を与えていくかで、何が観えているのかが変わってくるものです。
そしてその観方が変わってくるのが面白い所だし、同じものが違って観えているところが『サッカー』のもっとも面白いところなんだと『今』は思っています。これもこれから先変わる可能性がありますからね。
4-4-2というこの一つの形というか数字の配列にどんな風に観ていくかを自分なりに簡単にまとめていきたいと思います。
この4-4-2という形をどう観ていくのか? 簡単に考えるとう同どうやって線を引くのかってことになるのですが、 この線はどう連携してくのかってことになると思います。 FW-MFーDFのラインで考えると横に線を引くことになると思います。
自分は大体こう考えます。ボールを入れ忘れていますが、ボールサイドから4-3-2-1でラインを引きます。ボールがど真ん中にあることは非常に少ないのでゴールからみて右にあるのか左にあるのかでこれが左右入れ変わるか感じで観ています。
これはゴールは真ん中にあるのでゴールを隠すために斜めにラインを引くっていう発想です。教えてもらった考えですが自分の中ではすごくしっくりきています。 極端にするとこんな感じです。
斜めの線を引いて面をぶつけていく感じです。1線目の4人を2線目の3人が、2線目の3人を 3線目の2人が、3線目の2人を4線目の1人がカバーしていく感じで考えています。これをさらにtriangle(2-1)の形にして観ていきます。
2人の面をぶつけて1人がカバーしていく三角形(2-1)の構造を10個あると観ていきます。triangleの辺をカバーしていくと考えていくと誰がどこをカバーするということがはっきりするかなって考えています。 このtriangleの構造の1つがボールサイドに寄ってプレスを開始すればすべてのtriangleが必ず動いてスペースを圧縮していく。triangle中にパスが打ち込まれた時には3人が圧縮してボールに襲い掛かる。そうすると他の9つのtriangleもボール方向に圧縮していくことになるので構造全体が面積を縮めて密度を高めた状態になる。そんな風に守備を考えています。
これを基にして コンパクトとはどういうことなのか? どこのスペースを優先的に抑えていくのか? 個人の原則はなんなのか?とか細かいコンセプトを乗せていくような感じです。
そして共有している考え方を行動に移していけば結果として考えることが少なくて済むから、もっと他のことを考えられるようになるんじゃないかなと考えています。
4-4-2とか4-3-3、3-5-2
色んな形があると思うんですがどんな観方で物事を見ようとしているのか?
『今』の自分の守備の観方を簡単に書いてみましたが『今』なので明日にはパラダイムシフトが起こって変わっているかもしれません(笑)
これが『サッカー』というスポーツをおもしろいものにしているのでないかな。 多分十人十色なのでどう観えるのか違うと思いますが、その知らないということを知っていて、それを知って変化していく楽しみこそが『サッカー』を飽きさせない素晴らしさだと思います。
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