「人」を書くこと

人を書くのは難しいけど楽しい。

最高位戦の選手にスポットを当てる連載「FACES」。取材・執筆を担当させてもらった松井夢実さんの回が公開された。ゆめみんさんの魅力を最大限に伝えたかった。伝わってほしい。

FACES vol.3 → https://saikouisen.com/11673/

でも、私が文章で伝えるというのもおこがましいかもしれない。記事はほとんどがゆめみんさんの言葉で構成されているから。それほどゆめみんさんの一言一言が印象的だった。

普段のnoteは好き勝手に書きたいことを書いているけれど、FACESの記事の反応がどうかはとても気になる。今日は公開されてから1時間ほどずーっとTwitterを見ていて、こりゃ気持ちがもたないってことで紛らわせるために数年ぶりにヒトカラに行った。

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しらふで2時間半ぶっ通し勝負。さすがに疲れたよ。ドキドキ落ち着かない気持ちは紛れたけどね。

最高位戦アカデミーの最終試験の日は、受けた当日のうちに結果が通知されるというので、そわそわするから一人で東京ドームに野球を観に行っていた。そういうとこある私。


ライター陣には、ひょんなことから加えていただいた。

夏頃、近代麻雀巻末の各団体のお知らせコーナーの執筆を3回続きで担当した。その文章について最高位戦事務局の高倉武士さんとやりとりする中で、「元新聞記者なので、また何か執筆系のお仕事があれば振ってください」と伝えた。まぁ軽い気持ちだった。そうしたら、即座に「あります(新企画)」とのこと。FACESのライターをさせてもらえることになった。

第1回の醍醐大さん回と第2回の石田時敬さん回は、鈴木聡一郎さんが担当された。ユーモアを交え読み進ませる筆力はもちろん、取材時に相手の懐に入り込んで打ち解けている様子が伝わってきた。団体の内外からとても反響があった。すごいなぁさすがだなぁと思うと同時に、続く第3回を自分が担当するというプレッシャーも感じた。

新聞記者時代は、インタビュー記事を書くこともたまにあったが、大体は起こったことを事実に即して記事化していて、文章の系統がちょっと違う。文章量も新聞記事の方がはるかに少ない。

でも、久しぶりの取材はやっぱり楽しかった。輝いている人を見て話を聞くのが好きだ。パワーと言うとオカルトじみているが、いい影響を与えてもらえる気がする。新聞記者時代もたくさんの輝く人たちに出会った。そういう出会いを重ねる中で、「やっぱり自分も傍らで見る人ではなく一人のプレイヤーでありたいな」と思ったことも、今の麻雀プロ活動の原動力になっている。

FACESの記事は、取材者である私があまり滲み出ないように書いてみた。ゆめみんさんの人柄が浮き上がるといいなと思って書いた。ゆめみんさんは何でも気さくに話してくれて、時々涼しい顔で切れ味鋭いスゲーことも言ってた。同世代だけど憧れてしまう。はぁ~伝わってほしいなあ。

次回のFACESはまた別のライターさんが担当予定。楽しみ楽しみ。私も次の担当回の取材をするのがとっても楽しみ。

以上、編集後記でした。

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