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easternyouth ボトムオブザワールド


だうも!常に先っちょだけが冷たいpippiです。

1980年代札幌では、【eastern youth】【bloodthirsty butchers】【cowpers】
【slang】【go-bang's】【怒髪天】【dynamite masters blues quartet】
等、多くのバンドが活躍していました。
因みにに怒髪天のVo.増子直純(兄)さんとDMBQの増子真二(弟)さんは兄弟です。

その中から、今回紹介するアルバムはみんな大好き【eastern youth】の
ボトムオブザワールドです。 パチパチパチパチ👏


#レコード #vinyl #analog    

裸足の音楽社 HOS-002

リストは下記の通り

1.街の底
2.鳴らせよ 鳴らせ
3.イッテコイ カエッテコイ
4.ナニクソ節
5.コンクリートの川
6.茫洋
7.テレビ塔
8.道をつなぐ
9.直に掴み取れ
10.万雷の拍手

【eastern youth】の圧倒的な存在感と迷いのない音は、私をぶちのめし圧倒しますが、いつも立ち上がる勇気をもらい、魂揺さぶられます。
漢語を用いた歌詞やエモーショナルなサウンドは、とてもクリアな情景へと私を導いてくれます。
轟音ギターフレーズが鳴り響き、北海道の真冬を思わせるような突き刺さるようなギターサウンドも魅力の一つです。
吉野さんのVOICEには哀愁や色気がありギターを弾いている姿は、鬼気迫る侍のような佇まいです。


因みに、吉野さんの愛用ギターは、デビュー前からYAMAHA-SG-1000
で滅茶苦茶、重量のあるギターです。

このアルバムを聴くと、時として、泣きたくなるのに泣いちゃいけないという感情に陥ったり、生きているんじゃなく、生かされていることに気づいっちゃったりします。 (*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)
多分、死ぬまで鼻水やこうべ、色んなものを垂れ流しながら生きていくんだよな。なんておセンチな気分にもなっちゃたりします。('Д')
そんなこんなでeastern youthの魅力が本作に全て濃縮されています。



私がこのアルバムで一番好きな曲を挙げるならば
要所要所で鳴り響く、明らかに【bloodthirsty butchers】の吉村さん
を意識したと思われる轟音ギター鎮魂歌の「テレビ塔」です。


私は札幌在住ですが、テレビ塔を見たり、この曲を聴くと8年前の4月、 
春先の雪解け道で大型トラックからのもらい事故で即死した弟を思い出し、涙腺完全決壊してしまう曲なのです。
何事も当たり前のことが当たり前じゃなくなるのは、ほんの一瞬です。
だから私は、春が大嫌いなのです。





また、ラスト曲「万雷の拍手」は私の出棺時に流してもらう曲です。
万が一、参列者がいたら小さな拍手で大爆笑してもらい、指を差されながら見送ってもらいます。☜☜☜☜☜ 
特別仕様の御棺は、顔だけがそこから飛び出せ青春的に出ているpippiスタイルで小さな拍手を目をつぶって全身で浴びます。
まだ、もうちょぺっだけと生きますが…笑



2009年の全国ツアー期間中に吉野 さんが心筋梗塞で倒れましたが、幸い、一命を取り留めました。いつまでも元気な姿を見続けていたいアーティストの一人です。

#町中華 #ビール


皆さんは【eastern youth】の音楽は聴いたことありますか?
未聴の方は是非聴いてほしいアーティストです。
そこにはまさに彼らのボトムオブザワールドが広がっていますから…

今回はこのへんで
最後まで読んで戴き有難うございました。

それではまた次回
サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ…

令和6年2月22日


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