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一万時間の法則とは?希少価値を高くするにはどうすればいいと思う?

こんばんは、久々の投稿です。

今回のテーマは、

「一万時間の法則」

についてです。


前回触れたお話の続きです。

↑読んでいない方はこちらから先にお読みください


1万時間の法則とは?


1万時間の法則は、長期的なスキルの習得に関連する理論です。
この法則は、個人がある特定のスキルを修得するためには、約1万時間の練習が必要であると主張しています。
この理論は、心理学者のアンデルス・エリクソンによって提唱され、著名な作家マルコム・グラッドウェルが彼の著書『アウトライヤーズ(Outliers)』で広く知られるようになりました。


西野亮廣著書の新・魔法のコンパスで触れている「1万時間の法則」の考え方

職業の掛け合わせで希少価値を上げる

「100人に1人の逸材」になるためには、一つの分野に1万時間は必要であるというざっくりとした目安で考えると、、、

日本の労働環境では、

労働日数 = 365日 - 週末の日数 - 祝日の日数 - 有給休暇の日数(最低5日間)

週末の日数は、土曜日と日曜日の2日を週ごとに計算し、年間の週数に乗じます。
祝日の数と最低使用する有給休暇の日数は仮定された数値を使用します。

週末の日数: 2日 × 52週 = 104日 祝日の日数: 17日 有給休暇の日数: 5日

労働日数 = 365日 - 104日 - 17日 - 5日

よって、労働日数 = 239日

労働日は9時間働くと考えると3年ほどかかる計算になります!
※ざっくり計算なので、勤務中の休憩を含めるという細かな配慮はしていません。

例えば、
僕でいうと「理学療法士」の学習を3年ほど続けていれば、おおよその疾患の評価や治療のプログラムを立案できるレベルになります。
ただ厳しい話、「100人に1人」は理学療法士として通過点のため、価値を見出すのは難しい。
だって、令和3年時点での理学療法士数は合計192,327人(日本理学療法士協会 統計情報より)
みんな3年ほど働いたら、「100人に1人の逸材」になっちゃうってことなんだもん。
これは、価値は上がらんなって話になります笑

もちろん「100人に一人」の人が集まった集団のトップになれば、より希少価値も上がりますが、「100人に一人」はそれなりの高いレベルなので勝ち上がるのは極めて難しいでしょう。

事実、
理学療法士で1000万以上の高収入者は1割にも満たないのではないでしょうか?

このことより、
一つの分野で戦い続ける(専業)という選択は、「希少価値を上げにくい争いに参加している」と考えた方がいい。

※新・魔法のコンパスでは「お笑い」を例に書かれていました。


じゃあ、どうやって効率よく「希少価値」を上げればいいか?

それは、
全く異なる分野に1万時間ずつ費やすポイントを増やすことだ!


僕の場合だと、
一つは「理学療法士」としてのキャリア
もう一つ「紹介制BARの運営」となる。

どちらも「100人に一人」になるための時間を費やすことで、

100人に一人 ✖︎ 100人に一人で

🟰10000人に一人ということになる!


ここでの注意点は、
似たような2つを掛け合わせると「10000人に一人」は間違えないんだけど、仕事の幅は狭くなる傾向にあります。

僕の場合を例にすると、
「理学療法士」というキャリアに1万時間、自費のリハビリサロンに1万時間を費やすこと。
同じジャンルだし、仕事の幅はかなり偏ってしまうことになるでしょう。


こんな感じで新・魔法のコンパスで述べられています。

本を読んだ学びも踏まえ、記事を書きました。
ぜひ参考にしてみてください!!

ではでは、良い火曜日を〜


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