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木蓮Diary(5) チョコレートサンデーの誘惑

実家は私が生まれた時にはすでにコーヒーを飲む習慣があり、朝と昼、多ければ夕食後にもみんなでコーヒーを飲んでいた。ひもじい思いをしていても大量の酒とコーヒーは欠かさないという、今思えばヤバイ家庭だった。
(↑普通に一家総出でカフェイン中毒である)

そんな家庭環境だったからかコーヒーを自分でドリップする習慣は私にとってごく自然なもので、会社に入ってからも私は毎日昼食後に一人コーヒーをドリップしていた。
入社まもないある日、淹れたてのコーヒーを私が会社で飲んでいると、同期が「インスタントじゃダメなの?」と一言。彼は自分でドリップしたことがないらしかった。「え、絶対ドリップした方が美味しいよ!」と思わず私は言ってしまったのだけど、全然納得してもらえず。
あの時私なりに渾身の一杯を入れてあげればよかったのかもしれないけど、失礼ながら私は彼のことを結構な味音痴だと踏んでいたため、「うーん、彼にそこまでの義理は・・ないな笑」とスルーしたのだった。(注:これはまだ浅いながらも様々な人間関係が成立していた頃のことである)

・・と突然思い出した過去の余計な記憶まで書き連ねてしまったが、こんなふうに毎日ドリップコーヒーを楽しんでいる私は常にコーヒーの友を探しており、最近はチョコレートサンデーに目がない。
まず空のグラスにチョコソースを少しかけてから(←これが割と重要)バニラアイスを入れて、ホイップクリームを乗せて、最後にチョコソースをかける。
ここからが個人的にはポイントなのだけど、いい香りが漂うまで煎ってから下手なりに飴がけしたナッツ(今はカシューナッツ使用)を上に載せると、歯応えも風味も増してなお美味しいのだ^^。ほくほく。

話は変わるが、私は店なんかでパフェを注文する時も事前に中身を真剣に精査してしまう。特に一番下に入っている材料が気になる。カステラやシフォンケーキより断然コーンフレーク派だ。そういう緩衝材系の材料が皆無のパターンも好きだ。だから、アイスとホイップ、そしてチョコレートで構成されるチョコレートサンデーも、選択肢として大アリなのだった。自分が思うチョコサンデーの魅力は、そのシンプルさだ。慣れ親しんだこの3つの味の調和が、私をほっと安心させてくれる。



▶︎チョコレートサンデー

脇にある、焼酎のお湯割かと思われるほどの大量のコーヒーについては忘れて欲しい
近くで見るとこんな感じ(繊細な盛り付けはできない、悪しからず)





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