AI・NAGA打牌研究所 File 0 「軽く自己紹介やや長め」
僕は現在、高校一年生にして天鳳八段で、時折それを凄いと言ってくれる方もいるが、麻雀というのは「たくさん打つ」以外にも強くなる方法があるゲームで、僕は、いかに近道して強くなれるかを追究(追求?漢字が分からん)していっただけ、という認識でいる。
と、偉そうな事を書いたが、実は僕の麻雀の大部分はは本日のテーマでもあるこの麻雀AI・NAGAに大きく依存する。
僕がNAGAに出会ったのは四段の時で、高校受験を数ヶ月後に控えて尚150半荘ほど打っていたが昇段の気配が無い、これではダメだ、と思い強い人の牌譜を見ることにした。
どうせなら特上卓で勝っている人の牌譜を見たいと思い、AIの牌譜を見るに至った。
最初はsuphxを見たのだが、僕はあまり頭が良くないので月100以上打ってる割に基準などを全く掴むことが出来なかった。(ちなみに今でもよー分からん)
やっぱり強い人の牌譜なんざ見ても訳分からないんだな、とダメ元で隣にあったNAGAの牌譜を1つ見て、驚いた。
こんなにも、シンプルでシステム化されている麻雀で勝ち越す事ができるのか、と。その単純明快なシステムは当時の俺でも十分に理解する事ができた。
それから牌譜を漁りに漁って七段まで駆け上がった。六段坂は正直全く辛くなかったし、もう一度登ることになっても落ちる気は全くしない。難しい選択が来たら「ナーガはどうするかな?」と考えた。
そしてNAGAは九段になってメンテナンスに入って俺も一旦天鳳を離れてリアル麻雀や雀魂に励んだ。
そこで重大な発見をした。なぜか、思うように勝つ事ができないのだ。
それは、
「NAGAの打ち方は特上卓だからこそ効力を最大限に発揮する」
ということを示唆していた。
メンテナンス前のNAGAははっきり言ってやりすぎだった。それ絶対要らないだろ、みたいな19牌をガンガン残して字牌切り飛ばしたり、親で安パイあるからって残り10巡でそんな形テンで鳴いていいのかよ、みたいな。
そんなこんなで、天鳳から逃げてMを見るなどしていたのだが、NAGAが段位戦を復活すると聞いて、メンテナンスを終えたNAGAはどうなっているのだろうと気になって見た。
すると、前までやりすぎ感のあったところがしっかり改善されているではないか。
しかし同時に、少し難しい麻雀を打つようにもなってしまった。
そこで、このnoteは自分と“新しくなった”NAGAで選択が違っていたところをピックアップして自分のシステムを修正していくことを目的に書いていきたいと思う。
よって、多少間違っていることを書いたりするかもしれないが、それについての意見などが欲しいというのが「公開する」ことの目的でもある。
基本的には週1,2回くらい、1つの記事あたり1つの対局みたいな感じで書いていこうかなと思う。
というわけで、ここまでをFile1の前書きにするつもりだったのだが、少し長くなりすぎたので慌ててFile0として一区切りつけておくことにする。