眠った街のあなたを探して
ずっとSNSに入り浸っていたけれど、昔から考えても一番依存しているのはTwitterだとおもう。
ほんとに四六時中ツイッタランドをうろうろしている。仕事中だろうがトイレ中だろうが、何事もTwitterを妨げられない。
そこにはいつも誰かがいる。なにがいいって、体温が感じられるんだ。僕は一人が好きなうえに寂しがり屋だから、とてもちょうどいい。一人なのに一人じゃない。
向こうでちゃんと生きてるから、温もりがある。でもそれは皆が寝てしまうことも意味する。
僕はしょっちゅう深夜から日の出までお酒を飲んでいるし、夜勤も週に1、2度ある。そんな時も、やっぱり画面のなかに住んでいるんだ。
0時くらいからかな。だんだん人がいなくなっていく。みんな、寝ちゃう。当たり前だ。
賑わっていた街が、どんどんシャッターを閉めていく感じ。僕はまだまだ遊んでいたいのに、明かりがどんどん消えてしまう。
暗い。喧騒が過ぎ去った風情というのもあるけど、そんなもの感じたくない時だってある。最高級ワインよりワンカップ大関が欲しい気持ちは、珍しくないんだよ。
でも。静かになってしまった街のなかで、ポツリポツリと小さな明かりがある。僕はそれがとても愛しい。
息づかいが聞こえる。窓の向こうで、あなたが生きているのが分かる。
「生きているだけでいいんだ」
そんな言葉を聞くたび、死んでたってわかんないのにと思ってしまう。
知れなければ、意味なんてないじゃん。
生きてたって死んでたって、それに触れないと僕はいやだ。嫌だよ。
眠った街。その数少ない愛しい明かりがひとつ消えたことを、気づいている。
なんで、いないの。
幾つか思い浮かぶ理由はあるけど、そんなことで寂しさは埋まらない。
僕のために、僕の見える範囲で生きていてよ。
あの人も、あの人も、あの人もあの人もあの人も。
いつでもTwitterにいて欲しい。僕を暖めてよ。
こんなこと、書いたら嫌かもしれないなって思う。仮初めの依存って、オモチャみたいだよね。
でも、寂しいんだもん。
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