11/26(木)【虎三】街に珊瑚!?虎ノ門の天才が仕掛ける海のお医者さんとは!?(株式会社イノカ)

「虎三」は三拍子が虎ノ門の魅力を伝える企画…のはずだったのだが、今回は虎ノ門を飛び越えて海の生態系や未来の地球のことまで考えさせられる壮大なVTRだった。もうプロジェクトX、もしくはNHKでタモリさんが司会する環境特番並みの濃さ。

今回の虎三でインタビューに答えてる高倉さん(社長)は、虎ノ門にあるベンチャー企業の株式会社イノカの代表で、珊瑚礁の研究を通して「人と自然が、100年先も共生できる社会」を目指している。
(株式会社イノカのnote→ https://note.com/takakurayota 
おもしろい記事がたくさんあって昼休み中に読んでいたら止まらなくなってしまった。) 

高倉さん(社長)からの「珊瑚って動物なんですけど、どれで1匹だと思います?」という(そんなこと考えてもみなかった…)と思うような問いかけから始まり、珊瑚の生態や海の生態系、我々が抱える深刻な環境問題、それに対してイノカがどういう活動をしているか…等が語られる。

約25分間の動画だけれど、どれも今まで知らなかったことばかりで目から鱗が何枚も落ちた。
高倉さん(社長)の説明が分かりやすいのもあるが、久保さんの話の引き出し方が上手い上に、高倉さん(三拍子)がところどころでボケを挟んでくれるので程よく脱力して集中して聞けた。真面目な話を真剣に聞き続けようとすると途中で集中力が切れて聞き逃すが、ところどころで笑いが挟まれると集中力が続く…気がする。

インタビューの中で特に印象に残ったのが以下の数点
・珊瑚礁は同じ遺伝子を持った珊瑚(小さい花みたいな部分)の集合体
・(国家間?で)2040年までに海水温の上昇を1.5度に抑える目標が制定されている
・珊瑚礁は変温動物なので海水温が上昇すると生きにくくなる
・珊瑚礁は海の生き物の団地なので、珊瑚礁が無くなると魚たちが住む場所がなくなる
・一軒家を3つ重ねたくらいの珊瑚礁もある
・100年で寿司が食べられなくなる(!)

今日の会社帰りに「でっかい珊瑚の画像を見たいな~」と思ってググったら、一軒家3つ分どころかエンパイアステートビルよりも高い珊瑚礁が見つかったというニュース記事が出てきた。なんと高さ500m、基底部の幅は1.5㎞。
(10/28のニュースなので恐らく今回の動画収録より後)
https://www.cnn.co.jp/fringe/35161586.html

海の団地どころか海のタワーマンション

温暖化を進めない為に、自分たちで何が出来るか真剣に考えないとなーと思いました。

お金をください。