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好きなものが増えると心の容量が増える

私には好きな漫才コンビが2組いる。
芸歴21年目の三拍子とコンビ歴3年目のきつね日和

三拍子が毎週月曜日にYouTube生配信している『生漫DAY』という番組にゲスト出演したことがきっかけで、きつね日和のことを知った。

ファンになった経緯は下のnoteで書いたので省略するが、これ以降も様々なこと※があり今では以前にも増してファンになっている。

(※様々なこと)
・音声配信アプリRadiotalk生配信中にガチ喧嘩事件
・バトルライブにて優勝→優勝特典として大きな会場でのライブに出演
・M-1グランプリ2回戦出場
・三拍子単独ライブにて飛び入りで前説
・三拍子と同じライブに若手枠として出演
・RYO TAKAKURA(三拍子高倉さんが音楽活動をする時の名義)にて漫才披露
・月1の主催ライブ開始
・石巻お笑いマスター決定戦で優勝
・映像配信アプリマシェバラにてレギュラー番組獲得

去年の今頃は(緊急事態宣言やマン防など時期的なものもあったかもしれないが)「もっと芸人の仕事がしたい。」と嘆いていた2人が今や「忙しくてバイトをする暇がなくて金が無い。」と嘆いているのを見ると感慨深い。頑張れ。

様々な大会で優勝したり、アプリのレギュラー番組を獲得したり、ファンが増えて行っている様子を見ているだけでも推し甲斐がある。
何より悩みながらも真っ直ぐに目標に向かって行く姿が頼もしく、漫才も様々な変化を重ねてどんどんおもしろくなっているので目が離せない。


さて、そんなきつね日和が遂に三拍子と共演した。

5/27(金)19:30開演
きつね日和主催ライブ「漫才狂い〜まんぐる〜」第5回目

きつね日和がM-1に向けて腕を磨くために今年の1月から開始した主催ライブ。ゲストは全員漫才コンビで毎月第4金曜日に開催。

ゲストのチョイスが毎回良くてどのコンビもおもしろい。また、ネタ後にきつね日和とのトークコーナーが設けられている為、それぞれのコンビ名や人となりが頭に残りやすい。
ライブ全体が和やかな雰囲気で楽しく、約90分間があっという間に過ぎて行く。
最近ではライブ自体のファンもついたらしい。

三拍子はまんぐるの第1回目にスペシャルゲストで出演する予定だったが諸事情でキャンセルに。
4ヶ月越しに共演が実現した。

ライブの流れとしては

オープニング
→きつね日和漫才①
→各ゲストのネタとトーク
→ニモテン漫才
→きつね日和漫才②
→三拍子漫才
→三拍子・きつね日和・ニモテンでトーク
→エンディング

三拍子の漫才の最後ではおいなりさんのポンコツ具合がネタにされていて私爆笑。
トークでもそのことを高倉さんと久保さんの両方からいじられていて楽しそうだった。

こちらがトーク時の写真。

多幸感

去年の今頃は「三拍子さんと同じ舞台に立ちたい」と言っていたきつね日和が遂に同じ舞台で三拍子とトークをしている。
同じライブに出演したこともあったが、その時は若手枠とベテラン枠で分かれていた為に舞台上で2組が揃うことは無かった。

また、きつね日和と同じく生漫DAYの若手芸人ゲストとして出演したニモテンもいた為、生漫DAYファンにはたまらないエンディングだった。

ニモテンのコマゴメさん(金髪)が先輩への愛できつね日和の松本さんにマウンティングしようとして失敗し高倉さんにダメ出しされたり、三拍子の久保さんがニモテンの西尾さん(あの頃の広末涼子に似たメガネの青年)とアニメの話で仲良くしている場面も微笑ましかった。

後輩達に慕われる良き先輩三拍子と、先輩に可愛がられているきつね日和を同時に見られて幸せでしかない。両方のファンで良かった。


きつね日和のファンになったと気付いた頃(Twitterを遡ったら去年の6月頃だった)、2組を同時に追い続けるのは無理だろうなと思っていた。
三拍子へのハマり方が異常だと言う自覚があったのと三拍子さんは自身が認めるくらいコンテンツの供給が潤沢な為(ありがとうございます)、別のコンビを追う余裕は無いと思っていた。
時間や体力や金銭的な余裕はもちろん、気持ちの面での余裕も。
そういう心配も少しはあったのですが

慣れたら余裕でした。
どっちも楽しめる。

ものすごく下手な例え話をするが、箱の中にリンゴが溢れんばかりに詰まっていたとする。そこに新たにレモンを入れようとした時、同じ体積分だけリンゴを減らさなければならないのかと思っていた。
そうではなく、レモン用の箱がもう一つ増えたのだった。(時間と収入は増えないのでその辺りは適当に調整している。)

好きなものが新たに増えたところで、もともと好きなものに対する気持ちが弱くなる事も無い。
むしろ三拍子もこの1年で様々なことがあったので以前にも増して好きになっている。

応援する気持ちは向こうの熱量に呼応して湧き出る衝動のようなものなので、あちらの漫才や目標に対しての熱意が高くなればなる程こちらのファンとしての気持ちも強度を増す。恐らくファンのみならず、関係者の皆さんも。

「とにかく売れたい」と頑張っているきつね日和も、
一生コンビで漫才を続ける為に2026年武道館単独ライブ開催に向けて動き続けている三拍子も、
両方ファンになって良かったし、これからも2組の漫才を見続けたいし、目標を叶える瞬間を見たい。
そんなことを思った5月末のライブでした。


🎙三拍子🎙



🦊きつね日和🦊








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