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#147 すいませんを安売りするな。


今日のデイサービスのお客様に

「今日はいつもよりお風呂の時間が遅いねぇ」
と言われ、

「いやぁ私の手際が遅くてすみません、、😅」
と答えてた。

お風呂が終わった後も、
「今日はなんか忙しそうだねぇ」
と言わら、

「お客様の数が多い時はね、バタバタしちゃっててごめんなさいね、😅」
と答えてた。



その会話を見てたパートさんに言われた。


「そんな謝んなくていいよ、


別に私たちが悪い訳じゃないじゃん。

お店の運営的に遅くなっちゃうのはしょうがないことだし、時間内に終わってるわけだし。

相手に合わせて責任取らなくたって
説明すればちゃんと分かってくれるから、

こういう理由で今こうなってるんです、

って説明してあげな!」

と言われた。


確かに。

私が悪いわけじゃない。


もちろん店員とお客様、という立場があるから、悪いことは謝らなければいけない。


でも、
サービス上のルールを破っているわけでもないし、
道徳に反しているわけでもない。

私は何に謝ってたんだ?

こういう"ごめんなさい"って多い気がする。

私たちは何かあるとすぐに、
すみません、
と言う。

声をかける時も、
何かを手伝う時も、

「ありがとう」にすら
「すみません」
をつける。


多分、相手の気を悪くした時に
「すみません」
と言う癖を
大人になるにつれて身につけてしまった。

正しく言えば、
相手の気を悪くした、

かもしれない

という時。

なんとなくの表情、声色、動作。

些細なことでも、すぐ
「ごめんなさい」
と反応してしまう。

わたし悪くないのに。

そう思ったら、
「ごめんなさい」を安売りするのは良くないと思った。


常に下から下から向き合うのは良くないと思った。


立場はあれど、
善か悪かの判断は人でちゃんとできるようになりたい。

その上で間違ってしまったら、
ちゃんと心を込めて
意味のある「ごめんなさい」を伝えればいい。


そんなことに気づいた2月の始めでした。

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