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前例がないのはリスクか?チャンスか?

前例がない!!と言われたら、皆さんはどうしますか?

前例がないなら仕方がない。。諦める
前例がない??そんなもの自分で作ればいい!!
皆さんは「前例がない」と言われたらどちらを選びますか?

前例がないと言われた温泉水を使ったトマト栽培はこちらから ⬇️

大企業であれば果敢に挑戦し、前例を作りチャンスにする事ができるヒト・モノ・カネがあります。
ただ中小零細企業では前例がないことに挑戦するのは、コスト面がかさみ
尻込みしてしまいがちだと思います。
ましてやこの時代余計なコストはかけたくないというのが本音です。
前例がないこと=チャンス にするには、覚悟も必要になります。

リスクを取る覚悟も持つ

農家出身でもない、農業経験もない私が農業に携わっていくというのは
簡単なことではありません。
トマト栽培を学び、研修を積み、農家資格を取り、農地を借り、
栽培できる環境を整える。それと同時に販売先も見つけなくてはならない。
もちろんそれには資金も必要になります。
これはすべて自分自身で負うリスクになります。
当然時間もかかります。
私の場合は旅館の仕事をしながら2年かけての農業研修、
農地を探す事1年、その前の静岡大学での試作研究もいれたら
トマト栽培スタートまでに4年の歳月がかかっています。
そこまでしても実現したいと思ったのは、
所有する自家源泉の温泉の可能性を感じていたからです。

奇跡の温泉・蓬来温泉

奇跡の温泉秘話についてはこちら ⬇️

保守的な地域ゆえの苦言


「そこまでしてやる必要があるのか?」
「誰もやったことがないのに、農業素人が無理でしょ」
「旅館の若女将なんだから、旅館だけやっていればいい」

保守的な地域柄、新しい事に対する拒否反応もあります。
陰口ではなく、目の前で言われる事も多々あります。
その度に歯を食いしばり、悔し涙を何度も流してきました。

前例がないことをリスクと取るか、チャンスと取るか
周りの方たちのその認識の差を埋める事、
そしてその方たちも巻き込みながら、事業として進めていく事
少しづつ形になっていく事で
気づいたら味方になってくれていることもあります。

「できない」ではなく「やってみよう」とみんなで考えて動くことが
本当の地方創生に繋がると信じています。




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