また時計は 0時を回っている
瞬きする間に落とした 宝石
悲しいお知らせ ループしている
熱が押し寄せ 鳴き声が聞こえる

確かに飛べるような気がしていた
平気なふりがやたら上手くなった

瞬いて浮かんで光に触れた
夜の景色の中言えない想いが
チカチカと瞼に明かりが灯る
ため息を吐いてた 君に
聞こえないように そっと
そっと

噓つきながら 毎日は廻る
平気なふりをして 歩く坂道
誤魔化す私を君は笑ってた
今夜は星が降る 一緒に行けたら

アイスの当たり棒を 誇らしげに掲げ
見せつけた君はとても楽しそうで

混ざりあう言葉で僕ら笑った
夕暮れが照らした横顔を見ていた
膨らむ期待を胸にしまいこむ
鍵をかけてみる もう解けないように
ぎゅっと
ぎゅっと
ぎゅっと

確かに上手くいく気がしていた
見とれていた君はとても楽しそうで

瞬いて浮かんだ言葉は消えた
夜の景色に溶けていくみたいに
怖がる私を私が笑ってる
ため息を吐いてた君に
聞こえるように
そっと
そっと
そっと

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