ひとりぼっち


ひっそりと始まったお話は
いつの間にか誰かのもとへ
明け方に雨が降るのかもね
傘差さなきゃ濡れちゃうかな

リピートするおはようで始まる
少し重い頭じゃ やる気がでないや
小さく咳をしてしょうがなく


君に届くように唄ってみるよ
それでも上手くは唄えないけど
君が動けなくなったその時に
思い出せるくらいの唄でもいいから


ずっと点きっぱなしの蛍光灯
チカチカと信号みたいに
夕暮れに雨が降り始めたから
傘持つから隣に居させてよ

繰り返すバイバイはきっと
いつも同じだと そう思っていた
ようやく声にだしてしょうがなく
帰りの道へ歩いてく

いつもすがるように笑っているよ
強がったその顔が哀しくて
きっと君は優しすぎるみたいだ
傷つけられずに傷ついている

分けあえないけど 何もできない
それでもここ居てもいいかな

君に届くように唄ってみるよ
やっぱり上手くは唄えないけど
いつか君が動けなくなった時も
思い出せるように叫んでみる
枯れるくらい 大きな声で
君の隣で唄っているよ



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