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人生で一度は言ってみたい台詞


皆さんは人生で一度は言ってみたい台詞がありますか?僕はあります。

僕は文学的な言い回しだったり、シンプルにかっこいい台詞が大好物です。別に高尚版コムドットやまとのTwitterみたいな位置付けではないです。


「これだけは言ってから死にたいね」


というどこか気障で、チェッカーズ・藤井フミヤの歌い方のような感覚で見て聴いて感じてください。

それでは、僕のこの人生の中で小説や映画などで出会ってきた、

一度は言ってから死にたい

という台詞を紹介します。

人生で一度は言ってみたい台詞 


俺に見えてるのが単なる縄の切れ端か。それとも蛇か。確かめてやる。(かもめんたる・岩崎う大)
やられる前ににおいを出すって、動物やんお前
-俺スカンクちゃうねん。
(マユリカのうなげろりん・マユリカ)
裏口から悲劇は起こるんだ。
(アヒルと鴨コインロッカー・伊坂幸太郎)
東京は、いいわね。あたしより、もっと不幸な人が、もっと恥ずかしい人が、お互い説教しないで、笑いながら生きているのだもの。
(火の鳥・太宰治)

人生はとても早く過ぎていくんだ。だから時々立ち止まって、周りを見渡さなきゃ大事な瞬間を逃してしまうよ。
(フェリスはある朝突然に・フェリス)
井戸の中の蛙は大海を知らないという諺があったようだが、大事なことは、この蛙が大海を知る可能性がないにしても、井戸の中にいる自分を、井戸の外から眺められることさえ出来れば、用はいくらか足りるような気もする。(白洲次郎)
金払いはよくしろ、明るくふるまえ、特定の女とばかりしゃべるな。そして、言い寄られたらノーと言え。(白洲次郎)
赤い羽募金だったら全身羽だらけで素敵でしょうよ。(本格科学冒険漫画 20世紀少年・浦沢直樹)
やってみなはれ、やらなわかりしまへんで。
(鳥井信治郎)

番外編

いつか詠んでみたい詩もついでに紹介します。

「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日 (俵万智)
雷神の 少し響みて さし曇り 雨もふらぬか 君を留めむ(万葉集・作者不詳)

現代語訳
雷が少し響いて、空が曇り、雨も降らないだろうか。あなたをここに留めたいから。
雷神の 少し響みて ふらずとも 吾は留らむ 妹し留めば(万葉集・作者不詳)

現代語訳
雷が少し響いて、雨が降らなくても、私は留まろう。あなたが望むのであれば。
心にも あらでうき世に ながらへば
恋しかるべき 夜半の月かな(三条院)

現代語訳
心ならずも、このはかない現世で生きながらえていたならば、きっと恋しく思い出されるに違いない、この夜更けの月が。
ほんとうに あたしでいいの?ずぼらだし、傘もこんなにたくさんあるし(岡本真帆)
ありえない くらい眩しく 笑うから 好きのかわりに 夏だと言った(岡本真帆)
よそにては なほわが恋を ます鏡 そへる影とは いかでならまし(落窪物語)

現代語訳
あなたから離れて他の場所にいても、なお私の恋心は増すばかり。あなたが眺める鏡に映る影のように、あなたと一緒にいられたらどんなに素晴らしいことでしょう。





どうでしたか?

というか、これ書いていて自分も何がしたいのかよくわからなくなってきました。

春ですし、院卒の友人達も新社会人になったり、結婚してる人達も出てきて、いわゆる「オトナ」ってやつになる事実に掻き立てられ挑戦をモットーに書きました。が、迷走しているような気がします。

といいつつも感銘受けた台詞があれば更新します。

                                                    中村タッキュウ

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