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ブラジルの恋愛観

ブラジル人の恋人ができたら注意しよう。

リオで夜の飲み歩きツアーを頼んだら、地元の女の子も参加して飲みながら恋バナができて、楽しかった話。

ブラジル人の恋愛観は世界中でも自由だ。
恋人の前の段階、「友達以上恋人未満」の段階と言うのがある。他の国の人からしてみると「恋人」と呼べる関係でも、「恋人になってください」がないと、この中途半端な関係と認識される。
ブラジルでは「Ficante(フィカンテ)」と言うらしい。

男の子は好き放題だ。実際、ブラジル人の男の子は女子に縛られるのを嫌う印象があった。恋人という関係にはネガティブだ。
なので、ブラジル人の男の子に「好きだ」とかいい感じに関係を持っても、「私はあなたの恋人です」と言われない限り、付き合ってはいない。

正式に彼氏または彼女になると「Namorada(ナモラダ)/Namorado(ナモラド)」と呼ぶようになるのだ。Namoradaが女性でNamoradoが男性。

「Ficante(フィカンテ)」について、ブラジル人はオープンに話すのかと思ったら、二人とも濁してはいたので、同性同士ではオープンなのだと思った。二人は幼馴染みらしいが、ブラジル人はスキンシップが多いので、友達以上に見えた。でも、お互いを尊重しあっていい関係だ。

女の子が面白い話をしてくれた。
大学の研究所勤務で知り合ったフランス人の男の子を「Ficante(フィカンテ)」だと思ってデートをしていたら、同僚とのランチの際に「僕の恋人」と紹介され、ものすごく驚いたそう。

(え!私恋人だったの?初耳!・・・ぁあ。どうぞよろしく。)
嬉しいような、心の準備ができていないような感覚だったそう。

ちょうど飲んでいるときに、フランス人の彼から「大好きだから、一緒に住もう」とメールが来ていて、とっても幸せそうだった。
そういう感情は、世界共通なのだと思った。フランス人も結婚がメジャーじゃない国なので、わかりずらいけれど。

ブラジル人の女性からは、「私たちの関係はなんなの?」とかは聞かないそう。彼から恋人になってと言われるまでは聞かない。スタイリッシュさを気にするそう。ストレス溜まる。

ブラジルは可愛い子とかっこいい子が最強の世界だ。
可愛くない女の子が絶対損をする世界。だから美容大国。整形大国なのだと悟った。

ブラジル人と恋愛関係になるなら、恋人認識を合わせておかないとだ。

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