ギャンパレの新しいアルバムがズルすぎる
先日、私が応援させていただいているグループであるGANG PARADEさんが新しいアルバムを出したのですが、本当にずるいのでふれぶみを書きます。
実は過去、何度かnoteを書いているのですが、1年半くらい前にこのようなふれぶみを書きました👇
ザっと要約すると
いろいろ紆余曲折ありすぎたグループなんだけど、いつも「みんなの遊び場」という超ハッピーな空間を作ってくれて、不屈の精神で負けん気の強いメンバーが揃っていて、でも今はもうそのギャンパレには会えなくて、でもそれぞれの道で頑張っているんだけど、ある出来事によって久しぶりに「ギャンパレ」をひしひしと感じたよって話。
当時はそれぞれの場所で本当に頑張っていたし、メンバーの後述によるとメンバー自身もそれぞれの場所で頑張るんだ!って気持ちが大きかったみたいで。
だから絶対にギャンパレが復活してほしいとは思っていなかったのだけど、
この文章を書いた2週間後にいきなりギャンパレが復活することになったんですよね。
当時の私の気持ちは心底どうでもいいと思うんですけど、シンプルに「あ、ギャンパレにまた会えるんだ」って思ったんです。
もう会えないと思ってから…
もうあの曲たちには会えないと思っていたし、あのメンバーが一緒に活動することはないと思っていたし。
続くんだって。続けてくれるんだって。
単純にうれしい気持ちがあって…
前置きはこれくらいにして、先日リリースされたアルバムの話に移ります。
そう。本当にズルい。
まず一曲目の「ENJOY OUR PARADE」
「長い長い道、踏みしめながら歩いてきた」
わかる
「いろんな人たちに出会っては分かれて」
うんうんそうよね
「終わらない話をしよう。僕らの旅は続くから」
ねえ、1年半前はもう会えないと思ってたんよ?
「この先もずっと。ずっとずっとだよ楽しんでこう」
いやいやいやいや
1年半前はもう会えないとすら思っていたのに、なんなのずるいって…
あの時、もう復活とかはないだろうなって。別にそこに悲壮感はなかったけど、鮮明に覚えているライブ中の彼女たちの笑顔と楽しい空間が思い出としてずっと残るんだろうなあって思ってたのに。
「ずっとなんてない」って覆りようのない経験をしたはずなのに、こうやって「ずっとだよ」なんて言ってくれちゃって、本当にアイドルはずるい。
だけど、あの時、なりふり構わずゼロから突っ走ってきた彼女たちを見ていたから、その言葉が本心だって思えるし、事実として「ずっと」ではなくても、あの時と同じように記憶としてはずっと残るんだろうなって思えるよ。
ありがとね。
ギャンパレのライブを表すかのような2曲目~9曲目
2曲目~9曲目はギャンパレの「遊び場」を表すような曲たちが並んでるんですけど。
私はアイドルが大好きです。
見てると元気になれる笑顔になれるアイドルさんが大好きです。
でもWACKのアイドルは「好き」にはなれませんでした。
「笑顔」にはなれないというか、どっちかというと「かっこいい」とか尖ってるイメージがあって(嫌いとかではないです。個人的な主観)
ひょんなきっかけからギャンパレを知ったのですが、それまでのWACKのイメージと全然違ったんですね。
え、WACKってこんなに楽しいグループあるんだ!って。
なんかダークなイメージが強かったから、こんなに笑顔やハッピーが溢れるグループあるんだ!って。
でも、そんななかにもWACKらしい反骨精神や不器用さが見え隠れして、人間らしくて大好きになっちゃたんですよね。
個人的にギャンパレは遊園地みたいなグループだと思ってるんですけど「シグナル」では、わちゃわちゃしながらいつの間にかみんなが笑顔になって「今のギャンパレを曲に表すなら?選手権」があるなら絶対優勝だし。
推しではないんですけどキャン・GP・マイカさんが書いた「Anything Goes!!!!」がまさに、私が出会ったときに感じたギャンパレの姿で。
まあ、なんかいろいろあるけど大丈夫っしょ!って、すっごい不器用な女の子たちが歌ってるんですよ。
日常生活で楽しくて涙が出てくるってあります?私はないんですけど、ギャンパレのライブってたまに楽しくて謎の涙出てくるんですよね。
満員の会場でAnything Goes!!!!やって会場みんなで「全部抱きしめちゃうよわがまま吐き出しちゃえ!きっと大丈夫。おまじないかけてあげるからさ」なんて言いながら手大きく振ったらそりゃ泣くだろって。
5月18日にでかめのワンマンあるからよかったらどうぞ👇
https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2310417&rlsCd=001&lotRlsCd=
生きてたらいろいろあるけど、嫌な出来事や記憶すらも吹っ飛ばして笑顔に変えてくれる人たちで。
底抜けに明るくてフェス映えしそうな曲なのに、弱ってる心に染みわたる素直な歌詞で、そりゃもう涙も出るわ。
いや、なんというか、彼女たちの熱量にオタクがついていけてないというか。
彼女たちの圧倒的パワーVSオタクのパワーだと、彼女たちの何十倍もいるはずのオタクのパワーが負けちゃうんですよね。
生ぬるい表現者がいる中で、もう何年もバチバチにやってきて、終わりそうな瞬間も見えただろうに、ずっとこんな風にド直球に届けてくれる人たちがGANG PARADEなんです。
唐突の10曲目
ずっと続くんだからね!って言ってギャンパレワールドに引き込んでおいて9曲も堪能させてくれたあとに、いきなり現実を振りかざしてくるGANG PARADEさんことズルいアイドルグループ。
「Unlimited」来ました。
いやいや、あなたたちさっきまで遊園地みたいに楽しそうにしてましたやん。
なんで、いきなり分裂期間のことはじめ、今までの崖っぷちを歌いだすん。
「これは因果応報」
そうやって現実を飲み込んできただろうなって
「譲れないものがあるなら泣き言言う前にいけ」
ここまで守ってきた遊び場やこれから叶えたい夢や、アイドルとしてのプライドや。譲れないものたくさんあるよね。
「腐ってんなよ不完全燃焼 今のままなんて許されないだろ」
ファンですら見てるのが苦しい時期もあったのに、どこからそんなエネルギー沸いてくんの?って。その答えが次の曲に詰まってた。
推しが書いてくれた曲
ギャンパレってアイドルの中では歴史が長いグループなんですね。
もう8周年になるメンバーもいて。
正直「なんでそんなに頑張れるの?」って思うこともある。
一人の人間としての人生を歩んでもいいんだよ。って思う瞬間がないと言ったら嘘になる。
だから「夢叶えようね」とか「これからもよろしくね」とか、そういう言葉って重荷にならないか不安になることがある。
だけど、そんなことを思っていた自分が恥ずかしくて仕方なくなる曲を推しメンが書いてくれた。
この曲を聴いたとき「本当にごめんね」となった。
「僕たちは君となら生きていける」
オタクが重荷になるかもなんて思ってごめんね。ちゃんとこれからもいるからね。
「お願い!そばにいて笑ってくれたら見たことない景色見せるから」
ああああああああああ、本当にごめんなさい。もっと「これからもよろしくね」「こっちから離れることはないからね」「見たことない景色見に行こうね」ってもっと伝えればよかった。言葉にして伝えればよかった。
「お願い」に「!」をつけるくらい、強い想いなんですよ。
なのに、オタクは何一つ真っすぐに伝えてなかったなって。
だからこそもうすぐそこまで来てる「見たことない景色」を一緒に見たいなって思います。
5月18日(木)ギャンパレ史上最大規模のライブがLINE CUBE SHIBUYAであります。
私はここで「見たことない景色」とやらを見てみたいのです。
あの…
本当に大変恐縮な提案なんですけど、もしご予定空いてましたらGANG PARADEが見せてくれるらしい「見たことない景色」を見に来ませんか?
あの人たち「ずっと」なんて言うけど、アイドルなんていつ「ずっと」が途切れるかわかんないから。
でも本当に永遠に続くかのような幻想を見せてくれるのがギャンパレさんなんですけどね。
まだチケット買えます👇
コチラからどうぞ。
最後までずるい
あ、アルバムの話まだ終わってません。
最後の曲「Beautiful Days」なんですけど。
作詞「GANG PARADE」この時点でずるい。
「ありがとう何度言っても伝えきれない」
いや、こっちのセリフなんですけど(全アイドルオタク共通)
「ほらここまで走ってきたんだよ」
どこまで遠くに行っても、こんな風に隣で話すみたいに言ってくれるんだろうなーって。
「この先何十年経っても 隣にいてくれますか『なんてね』」
いやもうさ、でた。ずるいよ?本当に。
アイドルなんて永遠に続くことはないのに、そんでその現実をリアルに突き付けられた瞬間もあったのに、アルバムを通して夢を見せてくれた最後の最後に「これからも隣にいてくれますか」からの「なんてね」はずるくない?
こちとら何と言われようと隣にいるし「なんてね」って言われなくても永遠じゃないことはわかって隣にいるんですわよ。
ね、本当にずるい。
でも、大好きです。
あんなに強い言葉で真っすぐに届けてくれる人たちだけど、永遠を約束するかのような言葉に保険をかけるように「なんてね」って言ってみたり、はたまた照れ隠しなのかわかんないけど、オタクは「なんてね」なんて言われなくてもそばにいるし、見たことない景色も一緒に見させてもらいます!!!厚かましくてすいませんけどね!!!!
さいごに
個人的には「初めて貰う大切な言葉たち」をルーキーのカ能セイちゃんが歌ってるのが本当に好き。
アイドルになって、どれだけ素敵な言葉をもらってきたんだろうなって。そのどれもが彼女たちの人生における宝物になっていたらいいな。なんてね。オタクは思うわけです。
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