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錯視を勉強して思ったこと

腰痛持ちの、つなしろーです。

心理学で、知覚の話から錯視(目の錯覚)について勉強しました。
有名なのは、同じ長さの棒なのに、
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だと下のほうが長く見えるという、アレです。

錯視はいろいろあるのですが、「エビングハウス錯視」から感じたことを紹介します。

上の図、中心のオレンジの円、大きさは違って見えますか?
左の円(オレンジの円の周りに大きな円がある方)が、右の円に比べて小さく見える方が多いのではないかと思います。

しかし、左も右も、オレンジの円は同じ大きさなんです(!!)。
周りにある円の大きさによって、真ん中の円が大きく見えたり小さく見えたりする。
これってつまり、周りと比較して大きさを判断しているのでは?と考えました。
人に対する評価も、もしかするとそうかもしれません。
もし、テストの点数平均70点を取ったA君がいたとします。
点数はそこそこよく感じます。
ただ、同じクラスの人が、ほぼ全員平均90点をとっていたとするとどうでしょう。
A君、あまり成績よくないのかな?と感じてしまいそうです。
一方、同じクラスの人が、ほぼ全員平均50点だとどうでしょう。
A君、頭いいなーと思いませんか?

同じ70点なのに、周りの状況によって評価が変わる。
それは、人は無意識に周りと比べて判断するからではないでしょうか。
そんなことを、エビングハウス錯視を通じて感じたのでした。

なるべく人と比べたくないですが、「人は比べる生き物」と一旦考え、意識することで「比べない」が身につくのかもしれませんね。

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