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【フィリピン】家を借りる4つの能力

移住や海外駐在が決まった方が必ず直面する「住宅」の賃貸

今回は不動産会社やブローカーを通さず部屋を借りる方法をお伝えします。

海外で物件を自力で探すのはかなりの労力がかかることは容易に推察できますが、その中でも今回は僕が考える「自力で物件を探すこと」ができる人の条件についてお伝えします。

僕が考える条件とは以下4点です。

1. 【言葉ができる】

2. 【賃貸に詳しい】

3.【フィリピンの文化に詳しい】

4. 【お部屋の条件が明確に決まっている。】

5. 【経験値を積みたい!】


まずは1の【言葉ができる】について

海外に住む以上、絶対に避けては通れない問題ですよね。フィリピンではタガログ語と英語が通じますが、契約書はすべて英語になります。ただし契約書の内容をすべて理解する必要はありません。理由は2の【賃貸に詳しい】で説明します。言葉の問題は実際に住み始めから契約解除後までずっとつきまといますので、ある程度英語はできた方が良いです。

2. 【賃貸に詳しい】

「契約書」

この言葉を聞くと気持ちがシャキッとしたり、構えてしまう方が多いと思います。なにせ「契約」ですから。隅から隅まで読んで理解をしておかないと気が済まない、その気持ちよくわかります。

ただこれは大変な重労働。だって英語の小説を読むのだって時間がかかるのに、全ての内容を十分理解するってとても大変じゃないです?

ただ内容のポイントを掴んで、そこだけ理解をしておけば良いと思います。

このポイントについては別の記事で書きますので、ご興味があればお立ち寄りください。


では実際に物件はどうやって調べればいいのか???

個人で探す場合、インターネットや知り合い伝手から探すという方法に限られてきます。インターネットで調べると沢山の物件が出てきます。この中から担当者へ直接連絡をするというのが一番ベターな方法になります。ちなみにこの方法は不動産会社でも同じようなことをしています。信頼できる人物かどうかを見分けるのがとても難しいですが・・・。


3.【フィリピンの文化に詳しい】

フィリピンに住む。つまり日本の常識とは異なる場所に住むわけです。そうなれば日本人がもっている常識が通じないことはご理解いただけると思います。時間通りにくることは難しい、やりますと言っていたことができていない。こんなことは想定の範囲内。フィリピンの人たちの国民性や文化をよく知っている、もしくは全てを受け入れるぐらいの度量をもっていることが大事ですね。

4. 【お部屋の条件が明確に決まっている。】

お客様の中には「こんなイメージでお部屋を借りたい」とアバウトな感じでご依頼をいただくことがあります。

正直、物件を探すのは難しいです・・・。なぜなら条件が決まっていないから。

どこに住むのか、予算は?支払い方法は?お部屋の大きさは?何も決まっていない状態ではゴールがないので、到着することはもちろんできないですよね。最低限の条件をご自身で決めた上でお部屋を探しましょう。

5. 【経験値を積みたい!】

このマインドがあれば正直どこに行っても生活することができます。予期せぬことが起こる喜び、想定外の事が起こることを予め予想して準備をしておく。フィリピンに住んでいるとこんなことが自然と出来るようになってきます。つまりゴールまでの到着方法は歩いても、車に乗ってもどこでもドアで行っても言いわけです。経験値を積みたい方にとっては「自力で部屋」を探すことは魅力的ですね。


ここまで5点、僕の考えを書きましたが、かくいう僕も不動産会社に勤めていながら、自力で部屋を探しました。

2019年の年末に契約していた部屋のオーナーが変わり、早急に部屋を出て行かなくてはならなくなったからです。どんなに交渉をしてもオーナーの意見は変わらず、たった1か月で出ていけと・・・。

さすがにヤバイと思い、会社にも物件調査を依頼しつつ、自力でも探すこと2週間、良い物件に巡り合うことが出来ました。ピンチはチャンスとはよく言ったもので、前の部屋より更にいい部屋へすぐに移れたのは何か引き寄せたんじゃないかと思います。

これからお部屋を自力で探される皆様へ向けて、不動産業界の一員として今回は書かせていただきました。

今後、ご自身で物件を探される方のお力になれば幸いです。

#フィリピン #コンドミニアム #賃貸




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