2023 天皇賞・秋の予想は少しにして東京10R ペルセウスSで勝負したい人の予想
今年の秋の天皇賞は昨年に1000mを57.4で通過して大逃げでの勝利まであと一歩だったパンサラッサが右前脚のけい靭帯炎で早々と目標をチャンピオンズカップへ切り替え
先週日曜にはアサマノイタズラが、月曜日にはスターズオンアースと一頭また一頭と離脱して11頭立ての決戦となります
最大の注目は【518日ぶりの再戦】
世界No.1ホースのイクイノックスvsダービー馬ドウデュースが2.21.9の異次元の決着となったあの日以来の対戦
今見返してもあの日本ダービーは本当に素晴らしいレースですよね
この2頭は展開やレースタイプを問わずに馬が理解して上がってくるというか、群れの先頭を走りたいという本来の馬の習性をKEIBAというレースに強烈に落とし込めた2頭だと思います
もちろん2頭の手綱をとる名手2人の腕もあってのことではあるはずですが、どちらかと言うと馬の持ち味を殺してしまった競馬をしてきたイメージはドウデュースにあります
それでも綺麗な馬場であれば2頭ともに本当に素晴らしいレースを展開してきましたし、お互いが猛烈に意識したレースになるのだろうなとも感じています
他の陣営はバチバチに意識し合うこの2頭を出し抜けるか?という競馬を展開したいと考えるはずで現にジャックドールの藤岡調教師は「できれば、ほうっておいてほしい」とコメントしています
さっと展開予想に移りますが、上記のコメントからもジャックドールはノースブリッジを制して逃げの手には出るでしょう
ノースブリッジが玉砕覚悟の逃げを敢行する可能性も無いとは言いませんが、案外出遅れ癖もある馬なので頭数が少ない上に内に潜り込んだら仕事をする岩田康Jが乗るとは言うものの待たされる1枠1番が決して良い方に作用しないことも考えられます
そして個人的にはジャックドールは積極的にハナを主張して持続的に11秒台の真ん中から〜12.0秒を刻み続けて後続に脚を溜めさせないラップを刻んでこその馬だと思います
渋ると良くないのは札幌記念でも一目瞭然ですし、単騎が作りやすそうな今回のメンバー構成なら外枠不利の東京2000mの形状も全く苦にしないでしょう
このペースでもラストはややかかっているのでラスト200mをどう凌ぐかがジャックドールにとって最大の鍵にはなりますが、力をつけている最中にあったと思われる2022年1月の白富士Sでこのラップを刻めており
今年の大阪杯ではレコードタイムまで僅か0.2秒に迫る時計で勝利しています
個人的に内回りでスピードが殺されやすくラストに急坂が待ち構える阪神内回りはこの馬にとってベストとは思えないコース設定でした
さらにダノンザキッドもスターズオンアースもベストの競馬をしたと思う中で着差こそハナではありますが非常に強い内容だったと感じてます
マリアエレーナの出遅れが無ければまた違った結果になった可能性もありますが、東京2000mはこの馬本来のパフォーマンスを示すには絶好の舞台です
※プリンシパルSでバジオウに大敗しているコースで今年の出走馬のイクイノックスとダノンベルーガに敗れているので不向きなコースと考える方はそれで良いと思います
ジャックドールを信じたい人には以下の言葉を送ります
そう、私としては陣営の過去最高のデキという点をどこまで信じるかだと思います
展開が良くないわけがないと思ったりはしますがイクイノックス今回どの位置から競馬するんだろう?と考えた時に
⑥ ⑤
← ⑩ ① ⑦ (ここか)
⑥ ⑤
← ⑩ ⑦ (ここ)
になると思うんですよね
そしてイクイノックス目掛けていく馬が多数になるでしょうから
ジャックドールはほうっておかれるわけないよなぁというのが正直な印象です
でも、それでも過去最高のデキであればBコース替わりの東京芝コースです
3勝クラスの芝1600mで1.31.9が出る水準です😊
土曜の東京の芝のレースを一通りPTRも含めて観たんですけど意識的に前目につけてそこそこのペースを刻むレースもあったりしました
その10Rの紅葉Sなんかは断然人気のラスールが逃げてとても速いラップを刻み続けて2列目で控えていた馬たちの決着になりました
まぁ、まず時計勝負確定ですよね
そして普段通りの競馬を心がけた馬たち(7〜10番手)は隊列が長くなってラストは揃って良い脚を使っていますが全く圏内には来れていません
①どんなペースでも折り合えて前目の位置を取れる馬
②淡々と速いペースでも勝負どころでは勝負圏内に居て瞬発力を発揮できる馬
持ち時計の裏付けがあって位置取りが悪ければ自ら動いていってラストも脚を使えるような競馬の経験が無ければ今の東京芝コースで高いパフォーマンスを披露するのは難しいかと思います
そしてジャックドールがハナを切ったとしてノースブリッジが出遅れなければある程度出していく位置になるのか、そのすぐ後ろをイクイノックスは取りに来るでしょうからジャスティンパレスを風避けに使えれば言うこともないでしょう
あとはどこまで前にいるはずのジャックドールを可愛がるかという形になります
ドウデュースやプログノーシス、ダノンベルーガとの瞬発力勝負に控えるなら無理に動いていく形はとらずに自分だけが抜け出して勝てば良いというレースをすることでしょう
そうなった時に前残りで怖いのはむしろ近くにいそうなジャスティンパレスやガイアフォースになりそうですよね🥺
まぁ、私個人としましては競馬の予想で楽しいと感じるのはifをいくつ想像できるかといったあたりだとも感じておりますので、最終予想ではなく可能性の話をしているだけです
可能性の話をまだするとして、私は今回イクイノックスが上がり最速で突き抜けるような展開にはならないと思っています
脚を溜めて溜めて爆発させるだけでは届かないと考えているからです
上がりで最速を出すのはプログノーシスやドウデュースになるとは思いますし、ジャックドールやノースブリッジ以外についてはラスト3Fの上がり時計は割と近しいものにもなるかもしれません
総合力ではイクイノックスが抜けて強いと思います
ドバイ帰りで万全の態勢になかった宝塚記念ですら勝ちきったように世界No.1ホースは伊達ではない!というレースを魅せてくれることでしょう
まぁ、でも評価としては○対抗にしたいです
馬券的妙味というものを少しでも追いたいという感情もありますが、もう一頭の方が動きの迫力という点では群を抜いて良いと感じたからです
そして、ある一つの不安が消えたことも関係しています
先週の予想ページのラストにはこう書きました
①スターズオンアースの離脱
これはドウデュースにとってはものすごい追い風だと感じていて武豊Jのコメントや陣営のコメントからドウデュースの馬っ気がかなり凄いみたいなんですね
もしパドック周回で目の前をスターズオンアースが歩いていたりしたら返し馬でもスターズオンアースのお尻のことしか考えられず発情全開になる可能性もありました
ドウデュースを買いたい者としてその心配が無くなったのはとても大きいです⤴️
この馬っ気というのは本当にややこしいものでレースで本来の力を全く集中できなくなる馬だっています
そして発情相手は牝馬にとどまらず、いわゆる竿を切り取ったせん馬にだって興奮してしまう馬もいます(もはやファンタジー
以前からドウデュースの馬っ気の強さについては色々あったみたいですが加齢で更に強くなっているみたいなので、牡馬だけのパドック周回とレース前の輪乗りなら落ち着いてレースに挑めそうです
②パワーUP具合がエグい
写真で比較してもエグいですよね
3歳の頃とは明らかに身体が違います
パンパンに張った胸前の筋肉とトモ
もともと適距離というものがよくわからない存在ではありましたが、よりマイルに近い距離が良くなったような体型に個人的には見えるので現在の2000mへの距離適性はもしかしたらイクイノックスより上かも?と思わされます
とは言え、ドウデュースの日本での5-1-1-0の2,3着は共に2000mです🥺
この馬体の変化が吉と出るか凶と出るかですが吉に出ると信じてみたいと思います
松島オーナーと天皇陛下が同じ誕生日ってなんか出来過ぎな気はしますけどね😅
そして明らかにドバイターフへ向けての前哨戦仕上げだった京都記念で自ら動いていってあの強さは痺れました
当時時計が出る馬場とは言っても全く無理することなく完璧だったと思います
ドウデュースもプログノーシスもラストの伸びがえげつないんですが、ドウデュースを圧倒的に評価したのは馬なりで動いていって先団に取り付けてラストも伸びるというのを見てきたからです
ドウデュースもイクイノックスも追い切りの動きどうこう言うレベルの馬ではありませんし、イクイノックスは本当に素晴らしい時計と動きを見せました
ドウデュースも一週前のCWで反応がそこまで良くないのかな?という見え方ではありましたが最終追い切りで坂路を上がってくる前肢の回転や軸がぶれずに真っ直ぐに駆け上がってきた動きを見れば勝負どころでの反応そのものには疑問が残りはしますが秋三戦を秋古馬三冠全て取りにきた過程としては非常に良かったと思います
この2頭は休み明けを全く苦にしませんし不安要素についてはドウデュースの方が圧倒的に高いとは思いますがそれでもイクイノックスを国内で破るならこの馬でしょう
あとはイクイノックスに一抹の不安が個人的にはある(重箱の隅をなんちゃらです)のですが、それは3歳時に見せてきたパフォーマンスの方が圧倒的に高かったと思う点です
56kgの秋の天皇賞
55kgの有馬記念
いや、もう他陣営からすると本当に手がつけられないパフォーマンスでした
ルメールJは「今年に入っての成長が本当に凄い」とコメントしているので杞憂に終わる可能性はありますが56.5kgのドバイシーマクラシックは従来のレコードを1秒短縮する逃げての圧勝劇でした
これにケチをつける気は毛頭ありません
しかし、宝塚記念です
いくら本調子にないとは言え8割はできているという中で完全に展開も向きました
通ったのは大外ではありましたし負荷もかかったレースであったのは言うまでもありませんが、この時にものすごく仕掛けたわけでもなく回ってきて普段ほどラストの伸びが引き出せなかったことにあります
ペースが速くなると判断したことでルメールJはスタートはそこそこ出た中でかなり抑えて後方2番手の位置取り
まぁ、とんでもないぶん回しではありますが3〜4コーナーでも手応えは十分で大きなロスを補う強さを見せながら回ってきた印象でした
最後はかなりスルーセブンシーズに迫られましたが着差以上の貫禄勝ちでしたね
ただラスト流したというよりはお釣りが想像以上に無かったというイメージの方が個人的には強いです
※スルーセブンシーズがその後凱旋門賞であの内容なので2着に来たスルーセブンシーズを褒めるべきではありますかね
イクイノックスについては宝塚記念を勝つには勝ちましたが58kgを背負ってやや鈍ったのかな?という思いが無くも無いです
思い返せば皐月賞もダービーも不運はありましたが国内で敗れた二戦は57kgに斤量が増えたタイミングでもありました(ただし他の馬も同斤量)
その一方でドウデュースは同世代のライバルたちより1〜2kg重い斤量を背負った京都記念であまりにも強い勝ち方を見せました
宝塚記念でもやはり僅かでも斤量の問題も絡んでいたとするのであれば
斤量負担が上がっても苦にしないドウデュース
斤量負担が上がるとやや鈍るイクイノックス
この点は今回の予想に大きく響きました
成長力も含めてドウデュースの方が上なんじゃないか?と
栗東に戻ってきたドウデュース
毛ヅヤの良さ
馬体の素晴らしさ
共に言うことなしだと思います
◎③ドウデュース
○⑦イクイノックス
ここまでは先週時点から変更なしです
3番手扱いには本当に悩みました
先述のジャックドールで良いんじゃないかな?とも未だに思います
とにかくドウデュースとイクイノックスがどこで抜け出してくるかで3着の馬は変わると思うんですよね(もちろん、この2頭がワンツーではない結果もありますし)
ではその候補を考えましょう
ガイアフォース
マイラーズCと安田記念では時計対応もできていて僅かな差で敗れはしましたがラップ構成的にも好位ポジションから進めばジャックドールが作るペースも全く問題にしません
スムーズに運べて進路がクリアになっていればもっと差は詰まったでしょうしマイルのスペシャリスト3頭を相手にこの競馬は立派だと思います
前走のオールカマーは3度の接触がありポジションを悪くするだけではなく馬の機嫌も損ねるような内容になってしまいました
馬場は違うもののレコードホルダーとなっている小倉2000mでのラップ構成は直線距離が短い小回りコースでのものと考えたら破格の刻み方をしています
今回はイクイノックスがある程度前のポジションというのがこの馬にとって良い方に出るか悪い方に出るかというところは気になります
溜めての瞬発力勝負もできないことはないですがこの相手だと上がりに向いての瞬発力は5番目くらいかな?というところもあるので、いかにジャックドールを気持ちよく行かせてゴール手前でうまく交わせるかという競馬をした方が結果にはつながるような気はします
人気的にも狙い目としては非常に良いところだろうなという美味しい人気の馬であるとは思います
ダノンベルーガ
ドウデュース、イクイノックスと同じ世代で産まれたことが不運と言えなくもありませんが人気はこの馬がむしろしていたようにポテンシャルは高く皐月賞は外しか伸びない特殊な馬場に苦しんで内を通っての4着は強い内容でした
日本ダービー前は美浦トレセンのWコース5ハロンの歴代最速タイとなる62.4をマークして状態面を上げに上げて挑むもレースを前に仕上げすぎた感は否めずレース前に若干終わってしまっていた印象の4着敗戦となりました
秋には天皇賞でイクイノックス、パンサラッサの3着になりゴール前にはレースプランを間違えたかと項垂れる川田Jが印象的で力負けしたというよりはターゲットであるイクイノックスだけを見たのが響いただけ
ドバイターフは向正面でも最終コーナーでもモレイラJが手綱を開放して早めに追い出すも全く反応する素振りを見せませんでした
進路を探している間に前との差は広がる一方で惨敗すると思われた最後の100mで大外に持ち出すことに成功すると脅威のラストスパートで2着に上がったようにモレイラJが3連続で騎乗することも加味すれば決して舐められるような馬ではありません
復帰戦に札幌記念を選択しましたが陣営としてここでどうこうはそもそも考えてなかったでしょうし疲れが残りやすいタイプの馬を天皇賞から逆算したローテで不向きな札幌コースでましてやあの馬場と展開であれば負けて人気が下がるのであればというところです
奇策のようなものすら考えているのであれば怖いですが堀調教師の「まだ本調子に無く、適性距離も2000→2400になったように感じる」というコメントを鵜呑みにすれば先週時点からは評価は一段下げたいとは思います
プログノーシス
素晴らしいラストのキレに加えて前走の札幌記念では馬場の適性もあって4馬身差の大楽勝で一躍主役に名乗りをあげました
川田Jとのコンビでは6-0-0-0というのは何よりも強調材料だと思いますし、その札幌記念ですら状態は良くなかったとのことです
肝心な状態面ですが札幌記念よりはかなり上げてきたという陣営のコメントからも期待が持てる仕上げをしてきているようです
追い切りの動きを見ると果たしてそんなに良い状態なのか?と疑問は残るのですが、敢えて嘘をついてまで状態について陣営も虚勢を張るようなことはしないと思うので心配は不要なのでしょう
ただ、どうしても前走のパフォーマンスが道中動きながら他馬に邪魔されないよう乗ってタフな馬場を捌いてきた後でパンパンの良馬場だとどうなのか?初の東京コースでもキレ味自体は落ちないだろうと思いつつもイクイノックスやドウデュースクラスの馬と良馬場で対戦していないのはやや心配ではあります
人気的にも妙味が薄い点から先週時点で5,6番手評価という印象を大きく覆すまでは無いのかな?というのが正直な印象です
ジャスティンパレス
春秋連覇の偉業に挑む立場ですし純粋なステイヤーというわけでもないので中京で開催された神戸新聞杯のように中距離路線でも良い競馬をするタイプです
折り合いに心配がないタイプなので中距離戦の瞬発力勝負よりも長距離でロスを少なくして瞬発力を発揮する競馬で長距離の魔術師ルメールがかなり上手く乗りこなしたというイメージが強く今回はかなり低評価になったという印象ですね
東京2000mという舞台適性を考慮すればダノンベルーガより上の評価にはできませんし、早め早めを意識しながら脚も残す必要があるので乗り方としては難しくなりそうですが横山武Jはそういう馬の操縦が抜群に上手い騎手でもあります
東京コースはウインマリリンのフローラSとオオバンブルマイの京王杯2歳Sとエフフォーリアでの共同通信杯に天皇賞・秋と意外にも4つしか勝てていないので中山の10勝に比べると案外なところがあり鮫島Jとのコンビ継続の方が良かった気がしなくもないです
怖い一頭であることは間違いありませんし人気が落ちる今回は狙い目としては良いところですが他に買いたい馬がいるので無印になっても仕方ない一頭だとは思います
最終予想
どんな展開になっても最終的には◎ドウデュースと○イクイノックスの争いになると思います
更に前目で流れに乗るイクイノックスがいる以上は後ろで外から回るプログノーシスよりはガイアフォースやダノンベルーガを上に取りたいです
心配ならプログノーシスは抑えた方が良いと思いますが、、私は元返し狙いの抑えくらいにしたいかな?というところです
あとはイクイノックスにマークされたとしてもジャックドールが戻ってきた藤岡佑Jの頑張りには期待したいところですし、追い切りの動きは抜けてよく見えたジャックドールは抑えます
◎③ドウデュース
○⑦イクイノックス
△⑤ガイアフォース
△④ダノンベルーガ
△⑩ジャックドール
③→⑦→④⑤⑩
③→⑤⑩→⑦
⑦→③→④⑤⑩は少しだけ抑えます
こんな感じですね😊
イクイノックスが勝ってドウデュース2着ならガイアフォースの3着だけを願います
たまに本当に買ってるの?みたいにケチつける人がいるらしいですが、、
別に私はケチつけられてもかまわんのですが、人のことどうこう言うたり今回リバティアイランドに勝てるとしたらこの馬しか居ないのに他の馬を推すなんてどうかしてるみたいな攻撃する予想家の人と同じようなレベルで話はしたくないです 笑
ギャンブルに特化しすぎた感覚よりもね
競馬が楽しいから僕はやっています😊
馬券が外れても良いし競馬のことで話をするなら人に不快な思いなんかさせずにね、楽しくビールやコーヒーの一杯でも飲みながら談義に華を咲かせたくないのかな?友達いないのかな?
って若干心配したりはしますが考え方は人それぞれですからね
偽造・捏造してまで競馬上手いとか思われたくもないので、今まで通りしょーもない長文を見に来てくれる人は今後とも見に来てくださいな😊
それでは今週はもう一つ
東京10R ペルセウスS
単純に僕がダートのレースが好きだというのもありますがJBCスプリントに年間収得賞金不足で補欠3番手で出走が叶わなかったヘリオスの扱い方が一番かな?と思います
メンバー見渡しても強力な同型がいませんし東京1400mは3-1-0-3とこの馬にとってはベストコースですから簡単に先手奪取なら58.5kgでも無様な競馬はふるはずが、、ないとも言えないんですよね
①唯一の大敗(根岸S15着)が内枠
②飛ばす馬がいれば番手で追いかける
この時は相手があまりにも強烈と言えばそれまでなのですが、逃げたオーロラテソーロを追いかけたことですぐにガス欠になりました
今回のメンバーなら内枠でもまず大丈夫だろうと思ったりしたのですが不確定要素が一つあります
それが初ダートのエイシンチラーとジャスパーゴールドの出方です
エイシンチラーはゲートが大失敗に終わる可能性もあるのですが特にジャスパーゴールドは横山和Jということもあり積極的に外からハナを奪いに行く可能性もありますし、番手の形でも緩めるような乗り方はしないと思います
もしもヘリオスがハナ奪取の形でもこの2頭にペースを釣り上げられるような形になればというのでかなり危険な1番人気に見えますし、本番想定していたレースから約1週間前倒しでのレースというのも調整に狂いが出ても仕方ない部分はあると思います
能力的にはここで賞金を加算して来年も出たい交流レースに向かいたいところですがそう簡単に行くかどうか私は懐疑的なので評価は△までにしたいですね
もちろん展開予想せずにヘリオスいきなり評価下げます!というのは何の説得力もないので、ちょっとだけ書いておくとジャスパーゴールドが出走して先行してきたレースは全て超がつくくらいのHペースになっています
ずっと1200前後を使っているので1400ならやや落とし気味にはなるかもしれませんが54kgで出走できる今回は思いきった乗り方するとしか思えないんですよね
そうなればやや離し気味に直線を迎えても後ろは十分間に合うだろうというのが今回の見方です
そうなった時に好位から中団で脚が伸ばせそうなヴァルツァーシャルに絶好な展開になるのか(フルムやマルモリスペシャルあたりも要警戒)オメガレインボーやアルファマムあたりがキレでまとめて面倒を見るのかというイメージです
上位人気に支持されている馬たちはやはりそれなりに3勝クラスからOPでの経験の差というものもありますし、早めにバラけば差し競馬の傾向になる可能性は高そうだということから以下の印とします
◎⑥エーティーマクフィ
マクフィ産駒の成長力に若干の不安がないわけめらありませんが陣営にとっては念願の東京ダート1400mです
やや距離が長そうに感じた6月の甲州街道Sは3着でしたが勝ち馬はエルムSで2着、2着馬は小倉で勝ち上がりシリウスSで4着と非常に高いレベルだったと思います
今回は本命にするか迷った馬たちよりも軽量ですし狙うならここだと感じての本命としました
○④オメガレインボー
58.5kgでも実績と安定感ならこの馬だなという印象ですし忙しすぎる1200mだと捌きに時間を要されますが1400mなら上手く捌いてこれると思います
あとは進路が塞がれないことを望みつつ上手く持ち出せさえすれば2レース続けて藤岡佑Jが仕事する場面が見られるかもしれませんね
▲③アルファマム
55kgは少しだけ見込まれた気もしますし微妙に100m長い気もしますがこの2戦の上がりが強烈です
デビュー当時にヴァルツァーシャルとはオキザリス賞で3,4着の関係ではありますがレースプランが定まった今なら逆転も可能だとは思います
とにかく距離が伸びるほどラストのキレが鈍ってしまうので距離をどう菅原Jが我慢させるかだけだと思います
△△⑤ヴァルツァーシャル
3-1-1-3(3度の4着)と相性抜群の三浦Jに手が戻るのは○ですし56kgでハンデが止まったことも魅力です
位置取りについてはどこからでも競馬ができるので遅いと感じれば前目での競馬も可能なのでレース展開に広く対応は可能だと考えてこの評価ですが、マクフィ産駒ということもあり2〜3歳春がピークの感がないわけでもありませんので、今回この舞台とメンバーで3着に入れないようならいよいよ超早熟として頭に入れたいところです
以下、3着候補として
②ナンヨーアイボリー
⑩フルム
⑪アーバンイェーガー
を推奨します
この中にヘリオスを入れるかどうかですが、、私はそれなら初ダートがハマった時(血統的な裏付けはありませんが)のエイシンチラーにしたいと思いつつキリ良く3000円でこう買いました
まぁ、これで②とか⑪が2着に上がって外すような時はセンスなさすぎて震えておきます 笑
それでは今週は以上となります!
みなさん楽しい天覧競馬をお過ごしください!!