2024 優駿牝馬(オークス)の予想

戸崎圭太J
東京2400mの重賞 0-5-2-32
(近3年 0-0-0-8)

2023ジャパンカップのドウデュース4着
2022オークスのプレサージュリフト5着
2021日本ダービーのグレートマジシャン4着
2019日本ダービーのダノンキングリー2着
2019オークスのウィクトーリア4着
2018日本ダービーのエポカドーロ2着
2016オークスのチェッキーノ2着
2015オークスのルージュバック2着
2013オークスのエバーブロッサム2着

オークス、日本ダービーにおいては悔しい2着が何度もあります

1番人気,2番人気に推されたオークスとなるとルージュバックとチェッキーノの2度の経験が今回に活きるかもしれません



武豊J
G I勝利の81回は全て1〜4番人気
2着66回のうち60回が1〜4番人気
3着58回のうち44回が1〜4番人気

※近年はノーザン系の1流とされる馬への騎乗機会の減少で穴馬への騎乗も増加中

今回騎乗するスウィープフィートはおそらく4番人気の支持が確定

8-6-6-48が4番人気での成績となるので5番人気以下にならなかった今回は買い時と言える条件には当てはまります



川田将雅J
東京2400m GⅠ成績3-4-4-28
2023JCのリバティアイランド2着
2023オークスのリバティアイランド1着
2021ジャパンカップのシャフリヤール3着
2019ジャパンカップのワグネリアン3着
2019日本ダービーのヴェロックス3着
2018ジャパンカップのキセキ2着
2018オークスのリリーノーブル2着
2016日本ダービーのマカヒキ1着
2015ジャパンカップのラブリーデイ3着
2014オークスのハープスター2着
2012オークスのジェンティルドンナ1着

1〜2番人気での成績が突出しており4番人気以下での好走例は2018年のジャパンカップのキセキの2着のみ

逆に人気を背負って着外となるパターンも多く今回のクイーンズウォークはかなり書いにくいラインと言えるかもしれません


ルメールJについてはオークスでの騎乗成績は週中のnoteに記した通りで単勝1桁人気馬に乗るとこれまでに凡走がありません

桜花賞では全く良いところがなかったチェルヴィニアではありますがルメールマジック炸裂なるかというところ




今年のGⅠ競走は平地8回のうち全て異なる騎手が制覇中→このトレンドが続くとなると・・

ルメールJ、武豊Jあたりが非常に気になるところではあります



とは言え走るのは馬

走らせるのが騎手


純粋に競走能力というところから予想を導くのがごくまともな感覚となりそうです



オークスにおけるデータ

1.人気別成績(過去10年)

1番人気 6-2-0-2
2番人気 1-3-3-3
3番人気 3-0-1-6

勝ち馬10頭については上位3番人気の馬のみとなっています

ただ2着の5頭と3着の6頭についてはそれ以下の人気の馬ということ

2018年までは6番人気までの馬での決着となっていたものの近年では10番人気以下の馬の激走も目立つようになり上位人気2頭+穴馬1頭でもそこそこの配当になることが増えてきている

2023 3着ドゥーラ(15番人気→桜花賞14着)
2022 2着スタニングローズ(10番人気→フラワーC1着)
2021 3着ハギノピリナ(16番人気→矢車賞1着)
2020 3着ウインマイティー(13番人気→忘れな草賞1着)
2019 2着カレンブーケドール(12番人気→スイートピーS1着)

10番人気以下の馬の共通点
A.桜花賞組以外は前走は少なくとも勝利
B.桜花賞(もしくはその前も)で惨敗して人気落ち

また桜花賞組以外で好走した馬をまとめると

2022 2着スタニングローズ→フラワーC1着
2021 1着ユーバーレーベン→フローラS3着→フラワーC3着
2021 3着ハギノピリナ→矢車賞1着
2020 2着ウインマリリン→フローラS1着
2020 3着ウインマイティー→忘れな草賞1着
2019 1着ラヴズオンリーユー→忘れな草賞1着
2019 2着カレンブーケドール→スイートピーS1着
2017 2着モズカッチャン→フローラS1着
2016 2着チェッキーノ→フローラS1着
2016 3着ビッシュ→フローラS5着
2015 1着ミッキークイーン→忘れな草賞1着
2014 3着バウンスシャッセ→皐月賞11着→フラワーC1着

バウンスシャッセについてはフラワーCの1着があるので判断が難しいところですが、前走で1着になっていないのはバウンスシャッセとユーバーレーベンとビッシュのみ

その他は前走1勝クラスからトライアルで少なくとも1着に来た馬ということになります

これらの条件に当てはまる人気薄の馬
※印の馬は10番人気以下には当てはまらず

→※ミアネーロ
→※コガネノソラ
→※アドマイヤベル
→※タガノエルピーダ
→ エセルフリーダ

例年の傾向通りであれば桜花賞組に上記5頭を足した組み合わせということになりそうです



2.出走時馬体重

桜花賞とは違い大柄な馬が好走しにくいレースとしても有名なオークスです

380〜439kg  2-0-3-44
440〜459kg  2-3-1-47
460〜479kg  6-6-4-33
480〜499kg  0-1-1-15
500kg以上      0-0-1-8

500kgオーバーの馬がそもそも出にくいというのはありますがクイーンズウォークは内枠というのはかえって良くないかも

今年も430〜480kgくらいの馬を狙っていくのが良さそうでチェルヴィニアあたりも絞れて出てくれば面白そうではあります


個人的には桜花賞の負け方や川田Jの人気馬の法則からも「桜花賞よりオークス向き」というコメントが気にならないではないですが切りたい馬としておきます



あまり時間が取れなかったので予想を出しておきます


◎⑤コガネノソラ
◯⑭ライトバック
▲⑦ステレンボッシュ
△△⑰タガノエルピーダ
△①ミアネーロ

3着紐
⑫チェルヴィニア
⑬スウィープフィート
⑩アドマイヤベル
③エセルフリーダ


半分に実質印を入れるのはどうかという声もありそうですが、ステレンボッシュの1強とは思えない点として桜花賞は騎乗込みでの結果だと判断しております

4角から直線入口の誘導が全てだと思っており、3〜4着馬のライトバック、スウィープフィートとは位置取りの差もある中で0.1〜0.2秒差と見た目的には差があっても実際にはそこまで差のある内容とは言えないと

結果として桜花賞は先行したエトヴプレやセキトバイーストも0.3〜0.6秒の上位着順にまとめれたレースを最後方から追い込んだ馬が0.1〜0.2秒差まで詰めてきているので桜花賞以上にキレが必要になるレースとなった場合にはそう上手く二冠目を手にできると思いにくいです

東京マイルでテリオスサラと0.1秒差の赤松賞の内容からも距離が伸びる分にはいくらでも対応できそうなステレンボッシュではありますが左回りベストかというとそうでもない


と、仮定することにしました


粗品くんと死神系YouTuberの2人が揃って本命に挙げた馬のGⅠ成績0-0-0-16という後押しもあれば4着以下はそう無くとも頭の確率はかなり下げてくれたりしないかな?と 笑

直近ではドゥレッツァが呪いにかけられていましたね

まぁ、いつか本命被りで1着なんてすぐ出るでしょうしステレンボッシュは実力的には来て当たり前と言える馬なので今回も結果には注目しましょう


で、コガネノソラに関してはスイートピーSを含めてメンバーレベルが高くないレースで三連勝しただけの馬と言われそうなので、本命にする理由については今週書いたnoteでも見ておいてください

スイートピーSの内容は高く評価していることと1800mレースを多く経験してきた距離対応への融通性というもの、過去に3勝馬がオークスで好結果を残してきたこと

マイナスも挙げだせばキリがないんですが久しぶりに低評価馬のオークス制覇があるならこの馬あたりになりそうだという直感です


アドマイヤベルとタガノエルピーダについてもトライアルの勝ち方が良かったことからコガネノソラを含めたこの3頭のいずれかに◎をつけたいと思っていました



あとは対抗評価◯のライトバックについては能力は凄いものを持っていることはこれまでに折り合いを欠きすぎて結果が出なかったアルテミスSから折り合いを欠きながら勝利したエルフィンS、またその後の折り合いをつけて凄まじい追い上げを見せた桜花賞と一戦ごとにしっかりと競馬を覚えてきたところに魅力を感じています

スタンド前発走となるオークスなので非常に嫌な予感はするのですが、秘めたる力をフルに発揮できたと仮定すれば折り合いがつくならどの位置からでも良いと考えて乗った桜花賞くらいの位置になっても能力でぶち抜くのであればこの馬だと思います


スウィープフィートに関しても同じくらいの評価をすべき馬という認識ではいたのですが、オークスだから2400mはもちそうなものの体型から1600〜2000の馬だろうなという認識で陣営も一貫して1600mを使い続けてきたわけですし、デビュー戦に至っては1200mというのも解せないところです

そのあたりで明確にライトバックとは差をつけた評価にして3着まで



チェルヴィニアは左回りに関しては過去3戦の内容から切るには至りませんでしたが、今年の陣営の勢いも含めて停滞気味に感じてしまいます

桜花賞には間に合わなかった仕上げの面がオークスで100に達したのか?という点だけが気になることもあり本来は2着まで買うべきですが3着候補までとしたいです(買った方が良いとは思います)



ミアネーロは初の左回りということもあり速い時計対応など未知なところはありますが、休み明けでのフラワーCで馬が変わったようにも感じますしVMよりもオークスはチャンスと感じていた津村Jがまた大仕事という場面があればそれはそれで感動的です

ドゥラメンテ産駒が2連覇中ということもあるので侮れない存在ではあるでしょう



最後にエセルフリーダについては実力面を評価しているというわけではありませんが、前々がそれなりに流れそうな中で有力馬のそぼでみんなが外に意識が向く中でポッカリ空きそうな内のベストポジションを取れそうな脚質と枠順であること

今回高く評価しているコガネノソラとスイートピーSで接戦を演じたニシノティアモをこれまでとは違う競馬のスタイルで前走離して勝利しているという2点を考慮しました

本来この最後の3着候補の評価にはサフィラを入れるつもりだったので余計な考えが邪魔をしたという結果になるかもしれませんがエセルフリーダが見向きもされにくい存在というのは面白いんじゃないかな?と

武藤Jあたりがナメられればという思いです


⑤⑭→①⑤⑦⑭⑰→①③⑤⑦⑩⑫⑬⑭⑰

こう買うと56点

うーん、ちょっと多いなというところで
アドマイヤベルかスウィープフィートあたりの3着をやめるのも手かもしれません

ミアネーロかタガノエルピーダの2着をやめればすんなり買える点数にはなりますが、、


予算がある人なら⑦ステレンボッシュの1,2,3着固定の買い方が最も安心してレースを観れるかもしれませんがなるべくステレンボッシュの1着は少ない買い目だけにとどめたいと思います


それでは👋🏾

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?