てーきゅう

こんばんは、にしおです。
今日はバイトの後、『デシロ』というユニットライブに出させていただいていました。こちらには毎月出させていただいているのですが、事務所の先輩も沢山いて、最近では他の先輩方ともお話しできるようになってきてとても楽しいです。素晴らしい場を提供してくださっている先輩方、本当にありがとうございます。
今日僕たちは珍しくコントをしたのですが、僕の出番前、相方が板付で一人で喋っている時に、一緒に袖にいたガララーガのしゅんさんが「コマゴメの演技キッッモ!」と言って爆笑していました。僕も一緒に爆笑しました。楽しかったです。

ところで、皆様は『てーきゅう』という作品をご存知でしょうか?
亀井戸高校の庭球(テニス)部に所属する、押本ゆり、新庄かなえ、高宮なすの、坂東まりも、の四人による日常系ギャグ漫画、およびそれを原作としたショートアニメです。

僕の青春時代、インターネットを席巻した伝説のギャグアニメですね。
まあ、長々と語るようなタイプの作品ではないと思うのですが、知っている人で嫌いな人など誰一人としていないのではないかというくらい色んな意味でやばい作品です。

とにかくこの作品の魅力は、「ギャグ」、「テンポ」、そして「曲」と言えるでしょう。

もはやテニスとか全然関係ないものすごく不条理なギャグを、ありえない早口で、ありえないテンポの会話でマシンガンのように乱射してくる作品、というのが最も適切な表現ではないかと思います。
ギャグマンガ日和を知っている人向けに例えるとすると、ソードマスターヤマトの最終回ぐらいのテンポで永遠にやっている感じです。
あと、ツッコミ役になっている押本ゆりの、ツッコむ時とあきらめる時の塩梅もめっちゃいい感じです。
一つのボケに笑っている暇もないほどのスピードで次のボケをしてくる。瞬きしてる間に全然違うことをやっている。こんなことは日常茶飯事なのがこの『てーきゅう』です。
こうやって文字に起こすと、今自分がやっている漫才のやり方は『てーきゅう』に影響を受けているような気がしてきました。いや、そんなことはないか…。
ちなみに個人的にめっちゃ好きな回は、かなえの家にテニス部のメンバーが来たけど、そこがかなえの家じゃなかった回、です。

もう一つの魅力がその楽曲です。
てーきゅうの曲にハズレなし。当時2ちゃんねる(現:5ちゃんねる)でも定期的に話題に上がるほど、バラエティ豊かで尚且つ元気のみなぎってくるような曲が沢山あります。
月並みですが僕が最も好きなのは、激烈僅差で「ファっとして桃源郷」ですねえ。夜叉の構えは完全に僕の肉体に染み付いております。

『てーきゅう』は、2012年にアニメ化されて、なんやかんやで2017年(第9期)まで放送され続けてました。
しかし原作の漫画は2018年ごろに完結を迎え、更に高宮なすのの声優、鳴海杏子さんも引退されてしまいました。
僕自身、このアニメはなんやかんやいって永遠に続く気がしていた部分もあったので、正直な話未だに終わったことを受け入れていない部分があります。
ちょうど去年の今頃ぐらいに公開されていた読切の新作漫画では、庭球部の面々も昔と変わらない様子だったので、この設定で新作やってくれてもいいのにな〜なんて思ったりもします。

今日は、この『てーきゅう』へのセンチな感情をふと思い起こしまして、このような内容にさせていただきました。

ちなみに、『てーきゅう』を鬼滅とか呪術廻戦が好きな人に向けてプロモーションしておくと、
”あの”花澤香菜さんがレギュラーで出ていて、3期までのアニメ制作は”あの”MAPPAさんが担当されています。

僕はてーきゅう10期を永遠に待っています。

ありがとうございました。

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