奥山紗英

詩を書いています。

奥山紗英

詩を書いています。

最近の記事

奥山紗英まとめ2

こんにちは。詩を書いています。 前回の記事から一年ほど経ち、活動が増えたので、また同じような記事を書こうとしています。私が何をやっている/きた人なのか伝わるといいなと思います。よろしくお願いいたします。 何者なのか……・1999年鹿児島県生まれ ・2023年早稲田大学文化構想学部 文芸・ジャーナリズム論系卒業 ・インカレポエトリ叢書から第一詩集『双子』(双子)を出す。 ・「光を型抜き」という詩で第2回西脇順三郎賞新人賞を受賞。 ・「破片ちゃん」という詩15篇で2023年度南

    • 破片ちゃん(2023年度南日本文学賞もらいました)

      こんにちは。詩を書いています。 2023年度南日本文学賞(鹿児島の地方紙、南日本新聞が毎年開催している文学賞です。)をいただきました「破片ちゃん」ほか15篇を公開します。数が多いので、目次を見て気になったタイトルの詩に飛んで読んでみてください。 破片ちゃん 破片となって動けない私を かがんだ上司が拾い集めた たまにこうなってしまうから 私は「破片ちゃん」と呼ばれていて 私もその呼びかけにハイとすぐに答える やっと元通りになったねと 椅子に戻った上司は言ってくれ

      • 詩を書くよりも(『20:30』vol.4収録)

        ※2023年1月30日に早稲田大学で谷川俊太郎をめぐるシンポジウムが開かれ、私は谷川さんの詩集『旅』を元に書いた詩「先っちょ」を朗読しました。その時の体験について綴ったエッセイ(詩の同人誌20:30 vol.4収録)をこちらで公開します。 詩を書くことは、限界だらけだ。谷川俊太郎さんの詩集『旅』を読んで、私はそう思った。「何ひとつ書くことはない」。「僕は詩人のふりをしてるが/詩人ではない」。まだ数年しか詩を書いていない私にとって、このような谷川さんの言葉はあまりにも厳しかっ

        • 奥山紗英まとめ

          こんにちは。詩を書いています。 自分のやっていることをまとめるなんてしゃらくせえと思っていたのですが、どこかに残さなければ、私が何をやっている / きた人なのか、予想以上に誰にも届かないということが分かったので、まとめてみたいと思います。 何者なのか……・1999年 鹿児島県生まれ ・2023年 早稲田大学文化構想学部 文芸・ジャーナリズム論系卒業 ・大学の授業で詩を書き始め、インカレポエトリ(後述します)に参加、いくつかの雑誌にも投稿を始める。 ・インカレポエトリ叢書から