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近況報告


だいぶ間が空いたが。
最後に近況報告をしたのは年明けだったろうか。

結局何を報告していたかは忘れた。
読み直したがまあ、多肉植物を始めただとか、また自分が1番になる瞬間が欲しいとかなんだとかかな。
正直言って自分の文章を読み直すのは好きじゃない。

とりあえず結果から言うとまた達成感は得られたのかなと思う。
多肉植物、まあぶっちゃけ今年の初めの頃は植物屋をやろうと思っていた。
それがどうなったかというと鉢を作り、それを植物屋に流すという、まあ当初の目的とは違うがイイ感じの落とし所に落ちたんじゃないだろうか。

岡本太郎に去年の10月に強い衝撃を受けてからというもの私はとにかく造形がやりたかった。彼が極めたものだったからだ。
尤も彼は人間の行う芸術活動のほとんどを極めていたわけだが。
まあそれはいつか別の場所で語るとして。

鉢で個展も開いた。
規模は小さくこじんまりとしたものだったが遠方からファンの方々が沢山来てくれて(自分にファンがいるというのも不思議な話だ)賑やかな展示会となった。
生きててよかったなと思った。
7月の話だ。

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上半期を振り返るとまあ最悪だったのかなと思う。
5月だ。人が死に人に裏切られ人と別れそれが同じタイミングで重なったのでかなりダメな状態だった。

植物屋が頓挫したのも共同経営者の常軌を逸した行動だったりする。
自分が必死に生きれば生きるほど本来大事にするべきだったものを壊していたと言うか幸福を追求した先が暗闇だったとか、皮肉と言えもしない悲惨なものだった。

でも人間ってこういう挫折とか絶望って必要なんじゃないだろうか。
人間、人生の調子が良い時は必ず驕る。
謙虚であろうと心がけている人間でも慢心に飲まれることからは逃れられない。
本当に自分は全部失ってしまった。
以前もあった。
でも今の自分は一度人に愛されることを知ってしまった。その喪失は図り知れないものだった。

ただそんな自分を死なせなかったのが
『私が自殺しない理由』という自分の書いた記事だった。馬鹿らしい。こんな大層なタイトルで記事を書いた奴が自殺したらカッコつかないだろうってのが1番の理由だった。笑

いやあ文章の力は偉大なのかもしれない。

結局その後に展示会の誘いが来て、死んではいられなくなった。
世界に愛されてるんだろうか?
死のうとするといつも救いの手が延べられる。
だったら最初から僕にひどい思いをさせないで欲しい。

一回だけ別れた子に会った。
それで自分はもうかなり気が楽になってしまった。
もう自分が好きだった子はいなくなっていた。多分もう思い出の中にしかいない。
それが何よりも悲しかった。
世の中のものは常に変わり続けるものだけれども愛したものが変わってしまうのは死よりも恐ろしくて残酷だと思った。

彼女には沢山迷惑をかけたと思う。
自分こそが彼女の人生にとって障害だったんだろうなとも思う。
もう自分が関わることは無い。

取り止めのない話をして申し訳ないが展示会にはちょっとした意図があった。
授業参観じゃないが自分が展示会を開くとなればバラバラになった家族がまた一つの場所に集まるんじゃないかななんてしょうもない淡い期待を抱いたりしていた。
結果としてはそんなことはなかった。
変わったものも壊れたものも戻らないんだなあと当たり前の事を思い知らされた。

良い夏なんじゃないだろうか。
なんとなく失ったものは取り戻せるだとか、他のもので埋められるだとか、そんなものは幻想であるとわかった。

空いた穴は塞がらないし、ずっと在る。
他の快楽や陶酔で紛らわすことはできるがそれは空いた穴を埋めるものではなく周りにゴチャゴチャとガラクタを散らかして穴に目がいかないようにするものなのかなと思う。

ふとした拍子に暗澹とした穴に目がいって血の気が引く。
自分の喪失に気付くのが恐ろしい。
普段から狂ってるフリをして必死に正気に戻らないように善処しているが本当はカブトムシも海もセックスも直接の救いにならない事を知っている。

でもずっと溟い水の中にいるよかマシだろ。
たまには息継ぎが必要でその息継ぎこそがそういうものなのだと思う。
それはもう救いな気もする。

こんな話ばっかしてるが良いこともあった。
展示会もだが色々とそれこそ救いになってくれた人間達も沢山いた。
この3ヶ月でだいぶ色々な経験ができたなあと思う。エッチな話だけじゃない。ホントに。

まあぶっちゃけエッチな出来事ほど生命力が沸き立つものはないな!!

人生で出会う人間は皆道案内人で、ある程度の場所まで一緒にいたら途中でいなくなるものであって稀にそのまま旅の道連れになる人がいるのかなと思う。

コレは友達のギャルの受け売りだが。
良いこと言ってんなあって思った。
どうせインスタの勝手にジャンプキャラ使った投稿が元なんだろうが。


これからどうしようかね。
とりあえず今1番自分の背中を支えてくれる人が応援してくれてるし漫画を頑張ってみようかな。なにがどうなるかわからない。
多肉植物始めたら植木鉢で展示会開けたりしたり漫画描いてたらAVデビューとかあるかもしれない。

それはそれで面白い。
自分の2022上半期はそんな感じです。
限りなく人生が終わってるのに生きていて面白い。首が落ちてるのにエサを喰おうとしてる蟷螂みたいになっている。
俺は生き汚い。
まだ正気から目を逸らしている。

また海にでも行くよ。

生きてたらまた年末か年明けに。

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私は遊園地にあるパンダの乗り物と同じなので、お金を入れると動きます。さ、お金を入れてぴんくチャンを動かしてみよう!今度はどんなえげつない動きをするかな??