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"かわいい"の裏で犠牲になっていく命たち

ペットショップの売上が一年のうちで一番伸びるのはお正月だってのを聞いたことがある

チビッコ達が大人達から貰ったお年玉を握ってペットショップへ行くんだってさ。

僕自身がペットショップで働いてる訳でもないし、どんな人でもどこの企業でも自分にとって都合の悪い事は隠そうとするので今日の記事は本当かどうかはっきりはわからないけどその可能性も充分考えられるとして頭の片隅にでも置いておいて欲しいと思う。


どの業界にもある"売れ残り"


飲食店でも服屋でも本屋でも、どこの業種でもそうだと思うけど、売ろうと思った物が毎回全部売れる訳ではない。

僕が働いてるケーキ屋でも時にはケーキが売れ残ってしまうことがあって、そんな時はスタッフで分けて持って帰ったりする。

ちなみにアパレル業界では売れる服の量よりも一回も着られずにそのまま捨てられる服の量の方が圧倒的に多いらしい(←詳しい数字は忘れたので気になった人は調べてみて‼︎)

そんな感じで、どこの業種でも残念ながら"売れ残り"というものは存在する。

じゃあペットショップは??

ペットショップも当然全てが売れるってわけではない。
じゃあ売れ残ってしまった子達の行く末は??


ブリーダーの元へ返されるって話しも聞いた事あるし、残念ながら殺処分されてしまうって話しも聞いたことがある。

ペットショップから連れられてくる動物が全部ではないけど、殺処分される動物の数は年間何千匹と言われてて、それでも昔に比べたら減った方。昔は何万匹という数の動物達が殺されてたみたい。


パピーミルって知ってる?

僕はそもそも生体販売を軽蔑していて、命のある動物達に値段を付けたり、商売の道具として見ている人達を正直気持ち悪いと思ってしまう。

パピーミルってのは、パピーは"子犬"の事でミルは"工場"って意味。
つまり"子犬工場"って事。なんとも耳障りの悪い言葉だよね。
商品としての子犬を産ませるために無理な繁殖を繰り返させている悪質な業者。
よくわからないって人は調べてみるといいと思うよ。目を背けたくなるような酷い画像がいっぱい出てくるけど、商売の為にそんな事をする人間もいるって事。(今もいるのかな…??)


ペットを飼いたくなったら…

もしペットを飼いたくなったら、ペットショップに行くという選択肢の他に、動物愛護センターとかで引き取るっていう方法もある。

芸能人、インフルエンサーでも保護犬、保護猫と暮らしてますって人もいる。

ペットショップでは目がクリクリしていて小さくて人懐っこい所謂外見が可愛い子達が買われていく。
じゃあ他の子達は??

ペットショップで動物を買おうって思う人はもしかしたら何も知らなくて悪気はないのかもしれない。だけど買う人がいるからそのビジネスが成り立つ訳で、中には儲ける為なら手段を選ばない人もいるし、その裏で犠牲になっていく命もある。

価値観てのは人それぞれで、自分の価値観を押し付けるようなことはしたくないけど、もしペットを買おうと思っている人がいたら本当にそれが正しい選択なのか、ちょっとだけでも考えてみてほしい。
命のあるものだから…。

動物達も人間も全ての生き物が安心して生きれる世界になったらいいな

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