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2022/11/09 十六夜

今日はずっと楽しみにしていた「ミュージカル『刀剣乱舞』江水散花雪」のBlu-rayが届く日で、出来るだけ早く帰宅しようと思っていたのだけれど、そうもいかずに遅くなる。

職場を出る少し前、若い同僚が「最近見てられないくらい忙しそうですが、大丈夫ですか? 半端ない量の仕事が集まってますよね」と声を掛けてくれた。彼こそ毎日手を抜かず、生徒とよく関わりながらよく働いている人で、ちゃんと休めているのかなと思ってしまう。
仕事は仕事だし、給料も出ているわけで、その点は割り切っているところもある。それでも、人(それも未成年の人)と関わる仕事をしているだけに、みんなそれぞれにする多少の無理は日常茶飯事だ。そういうものだと思って働いていても、ふいに件の同僚のような心遣いに接すると、なんだか報われたように思うのだ。

帰り道、昨日は大勢の人が夜空を見上げた駅前広場には誰もいなかった。改札を出た人たちは足早にそれぞれの帰途につく。
空は十六夜。隈なく見える月は今夜もきれい。明るい月とともに一駅歩いた。

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