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2020/06/29 ほぐれる/ひらく

月曜は午前休の日なので、午後から会議ひとつと授業ひとつ、そしてクラブ。

雰囲気が悪いわけではないけれど、なかなか温まらないなあと感じていた。今日、硬かった雰囲気が少しほぐれてきたかなという手応えがあったのが嬉しかった。授業の進めやすさも変わってくる。

この仕事を始めてそれなりの時間が経ったが、生徒との距離を詰めるのはあまりうまくない。「ちょっとした遊び」が難しく、自己開示をすることが専らの手段になっている。もっと手札を増やしたいとも思うけれど、そう器用にできるわけもなく。今日も鍵になったのは、自分の話だった。

自分が学生の頃と、自分が教員になってからとを比べて驚くのは、生徒の教員への興味の持ちかただ。学生時分のわたしは担当の教員の個人的なことにほとんど興味がなかったと思うのに、今教員の立場で生徒に接してみると、担当教員であるわたしのことを知りたがる生徒が思いの外多い。それに気づいてから、自分のことを生徒に話すようになった。各種SNSも生徒に知られても構わないようにしてあるのもその点に拠る。

そうなると、無理に自分をよく見せようとすることはしないし、むしろ「大人らしくない」面もかなり多いけれど、生徒に見られて困るようなことだけはしてはいけないよなあとは思う。(できているか若干心許ないけれど。)

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