Regacy PubMedと現在のPubMedのmappingの変化
PubMedがリニューアルしたのはいつだろうかと振り返ってみると2020年のようでした。(遠い目)
tech bullを見ると検索結果画面のスニペット表示(抄録中から検索語に関連度が高い部分を抜き出して,書誌情報の下に表示する機能)や機械学習アルゴリズムに基づく新しいソート機能 Best Match表示,(スマホやタブレットで見やすいとNLMは言っている)インターフェースの刷新などが強調されていました。私たちは新しいPubMedに慣れてきたのでしょうか。
もはやインターフェースは見られなくなりましたが,RegacyとNewのマッピングを比較できるツールが公開されていることをEd Sperrさんのブログで知りました。Introducing Mapping Tester!
ブログに書いてあるように大きく変わっているマッピングもあったりして,比べると興味深いです。上記サイト3つめの例の “diabetes medication”はすごい差ですね。
以前やった検索を再検索するときなど,ここでテストしてみて検索戦略を考える時などに(個人的には)使ってます。
<alt="vaccinesで検索した例。44%位の差がでています">
MeSHのインデクシングも2022年半ばには完全に自動化(MTIA)される予定ですが、MTIAの課題も #medlibs の方々から指摘がされています。
これまで最終的には人の目と手を通して行われてきた索引作業が完全に機械化されることでMeSHの精度や検索戦略への組み込みのアプローチも少なからず影響を受けることになりそうです。
MTIAによって起こりえる問題についてパイロット調査を進めているDean Giustini さんらがNKOS Workshop 2022 で発表されるようです。
NKOS 2022 Workshop and Glossary.pdf https://osf.io/4k69q/files/osfstorage/630d45b680b0d843b5fe918f @OSFrameworkより
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