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キャッチするからキャッチコピー

昨日はエイプリルフール。
それに引っ掛けて作ったのだろうか。
読売新聞をパラパラとめくったら、

「サーティワンから
 アイスクリームが
 無くなります。」

という上記の広告が、目に飛び込んで
来たのである。

思わず「えっ、何?!」と
二度見するコピーだ。

広告の全貌がこちら。

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種明かしは、ロゴから
「アイスクリーム」
の部分をなくして、単に
「サーティワン」
という名前を名乗りますよ、
ということだった。

丁度年度の切り替わりで、
ロゴを切り替えるのにも
良いタイミングだったのかも
しれない。

いずれにしても、
見事なタイミングで
見事なコピーを展開した
ものだと感心した。

「キャッチコピー」というのは
「キャッチ」する、つまり
「つかまえる」コピーということだ。

一体何をつかまえるのか?
それは、人からの
「注目」であり、
「関心」であり、
「共感」であり、
「愛情」である。

「広告」という言葉が示す通り、
より広く知らしめるのが目的である
以上、まずは多くの人の「注目」を
集めるのが大切だろう。
そして、このサーティワンのコピーは
「注目」を集めることに成功して
いるのは間違いないと思う。

更に、このウィットに富んだ内容や、
ピンク色を基調に、文字のあしらい
もかわいらしい紙面全体の雰囲気を
通して、「共感」や「愛情」をも
キャッチすることに成功している、
そんな評価ができるのではないかと
思うのだ。

「キャッチコピー」と聞いて、
思い出す名コピー。

私がパッと思いつくのは、

そうだ、京都、行こう
(JR東海)

Think Different
(Apple)

Just Do It
(Nike)

No Music, No Life
(タワーレコード)

キレてなーい!
(シックプロテクター)

男は黙ってサッポロビール
(サッポロビール)

モノより思い出
(日産セレナ)

などなど。

これをお読みの皆さんにとっては
どんなものが挙げられるだろうか?
100人に訊いたら、100通りの
答えが返ってきそうだ。
もし気が向いたら、是非教えて
もらえると、とても嬉しい。




己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。