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おつかれ生です!

ということで、プシュッ!

最近は外に飲みに行くこともほぼ
皆無なので、生ビールで乾杯!
という回数よりも、
家で缶のプルトップをプシュっと
空ける回数の方が段違いに多い。

個人的にお気に入りのビールは、
サントリーのプレミアムモルツと
キリンの一番搾り。
だが、頻繁に出て来る新顔は、
ついつい試したくなる。

昨年秋にアサヒから発売された新顔が、
「アサヒ生ビール」
何ともド直球なネーミングだ。
新垣結衣を起用したCMで、
「おつかれ生です!」
というセリフが話題になったのが
記憶に新しい。

店頭で見て、気にはなっていたのだが、
我が家のビール消費量がそこまで多く
ないこともあり、買うタイミングが
なかなか巡ってこなかった。

最近、ようやく6缶パックを近所の
スーパーで購入し、飲んでみることが
できたので、少しばかり取り上げさせて
もらう。

私が気になっていたのは、
「通称マルエフ」
という謎の名称。
ただの「アサヒ生ビール」ではなく、
あえてそんな芸名のようなお飾りを
付けているからには、何か意味が
あるのだろう。
そう思わせるネーミングである。

なぜマルエフか。
これは、缶の裏にも、勿論WEBサイトにも、
きっちり説明が書いてある。
何の略かというと「不死鳥」を意味する
という。

サイトから引用する。

1986年、「ユウヒ(夕日)ビール」と言われるくらいの低迷期だったアサヒビール。開発者は不死鳥のような復活の願いを込め<マルエフ>という開発記号でビール造りに取り掛りました。ビールの味はわからないと言われた時代に消費者の味覚を信じて、多くの試行錯誤の末「コクがあるのに、キレがある。」という、それまでになかった、全く新しい味が生まれました。

「不死鳥」の正しい英語は「Phoenix」
なのに、なぜ「マルエフ」即ち「F」なのか?
誤って「Fenix」が正しい綴りだと勘違いを
したのだろうか?
それとも、「Fushicho(Fushityo)」という
ローマ字綴りから来ているのだろうか?

どちらが真実かは、サイトにある情報からは
当初読み取れなかった。
少々残念な感じがしなくもないが、
だからと言って、開発記号「マルピー」や、
「マル不(マルフ)」という名前も何だか
収まりが悪い。

後から気が付いたのだが、ページの一番下の
ところに、こんな解説を発見。

ちなみに<マルエフ>の<エフ>は、
フェニックス(Phoenix)がもともとの由来でしたが、
頭文字が<P>であることに後から気づき、
幸運(Fortune)という由来にひっそり変えたのは秘密です。

正直で宜しい。
残念な感じはこれで払しょくされた。

このビールは、アサヒじゃなく「夕日」ビール
だと揶揄される状況から、スーパードライの
開発に投資を可能とするまでに業績を好転させた
救世主だったらしい。
ということで、味にも当然期待が高まる。

一言でこのビールを表すと、
「コクがあるのにキレがある」
ということらしいが、これだと
スーパードライそのままである。

もう少し具体的に味の特長として
挙げられているのが、以下の3点だ。
・やわらかな口あたり
・まろやかな味わい
・ほどよい苦味


飲んでみて、なるほど、パンチのある
味というよりは、クセのない、あまり
嫌われないタイプのビール
という感じ。
その分、これをとても気に入る人が
多いかというと、少々疑問符が付く。

アルコール分が4.5%と低めなので、
口あたりがやわらかく、まろやかに
仕上がりやすくなるのだろう。
概ね5%のビールが多い中、5.5%や
6%のビールになると、やはりコクと
いうかパンチというか、強い味わいに
なってくる。

ということで、改めて、アルコール度の
高低が、ビールの味わいの強さをかなり
の程度決めている
のだなぁ、という
個人的な「発見」をさせてもらった。

やはりパンチのあるビールの方が好み
ので、リピートはなさそう。
しかし、こうやって自分の舌の感度を
高め、記事のネタとしても使わせて
もらったことに感謝したい。



己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。