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北九州のソウルフード?!シロヤのパン

今年に入って、某企業の研修の
お手伝いで、3回ほど北九州の
小倉
へと足を運んでいた。

残念ながら、毎回日帰りだったので、
小倉周辺の観光すらする時間なく、
せいぜい福岡空港で博多うどんを
食べたのと、「博多通りもん」を
土産に買って帰るのが関の山。

先週金曜日がその3回目。
ここに来て初めて、小倉らしい
食べ物
をお土産に持ち帰ることが
できた。
それが、「シロヤ」のパン

何ともノスタルジックな雰囲気
漂うロゴマークが印象的。
戦後間もない創業で、今年で
73年目を迎える老舗である。
店構えも同じくノスタルジックだ。

このシロヤのパンが、非常に高い
人気を誇っているとのこと。
特に「サニーパン」という、
練乳をたっぷりしみこませたパンが
絶品なのだと聞いている。

博多駅にもいっぴん通り店という
支店があるのだが、毎回帰る
タイミング(18時過ぎ)に覗いても、
必ず全品売り切れ。

小倉の店舗でも、人気のパンは
かなり早々に売り切れてしまう
らしい。

殊に、5月8日のコロナ5類移行に
伴って益々観光客が増えている
ことが影響しているらしく、
金曜日にはお店に100mレベルの
大行列
が出来ていたというから
驚きだ。

小倉は九州の中でもそれなりに
大きな都市だとはいえ、
博多とは人の密集度合いが違う。
その小倉で、そんな大行列ができる
のだから、シロヤの人気のほどが
伺えるというもの。

地元の方に聞くと、
行列がそこまで延びてしまった原因は、
昔ながらのベタなパン屋さんゆえ、
オペレーションの改善にまで
頭が回っていない
のではないか?
とのコメント。

ちょっとググってみたら、
ショーケースのカウンター越しに
注文するシステム
を採っている
様子。
一人ひとりに注文を訊くので、
どうしても時間がかかるという
ことなのだろう。

肝心のパンは、サニーパンは売り切れ
ということで、代わりにミルクパン
頂くことができた。
一番人気のサニーパンと同じ、
練乳を使ったパンだ。

(シロヤのウェブサイトから拝借・転載)

ふわっふわの生地をかじると、
中から練乳の甘い味わい
口の中に広がって、何とも
懐かしい思いに浸れる。

この、昔ながらのおいしさが、
リーズナブルな価格で買い求め
できるということで、爆発的な
人気へとつながっているのだろう。
要は、コスパである。

サニーパンは1個120円
しかも、昨年の7月3日までは
1個100円だったらしい。
全国ニュースになって、新聞でも
取り上げられていたようだ。

昔ながらのパンをつくり続けて、
それがずっと愛されていると
いうのは、商売上は理想的。

愛され続けるために、レシピを
時代に合わせてアップデート
し続けているのだろうか?

色々と気になるシロヤのパン。
次回訪問が叶うならば、
サニーパンなどの定番を是非
試してみたい。



己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。