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「睡眠の質改善」が大人気

睡眠が大事。
これは多くの人が言うことだし、
昔からずっと言われてきたこと。

私自身も、是非とも睡眠を大切に
したいと考え、6時間以上睡眠を
とることを自らの目標にしている。
にもかかわらず、最近はせいぜい
4時間半、5時間という日が多くて、
日中眠くなるという悪循環。

幸い、寝付けないという苦労を
したことはない。
また、夢を覚えていることもほぼ
なく、悪夢にうなされたとかいう
類もないため、自分の睡眠の質に
対する不安や疑問を持ったことも
特にはない。

しかしながら、世の中には、
この手の悩みで苦しんでいる人が
かなり多いようだ。
殊に、コロナ禍がきっかけとなって
生活習慣を見直し、「睡眠の質」に
こだわり始めた消費者が多い
様子。

この「睡眠の質」改善をうたった
ヤクルトの商品、「Yakult 1000」
「異次元ヒット」と呼ばれるほど
好調な売上推移を続けている。

こちらの記事にある通り、
昨年の日経トレンディが選ぶ
「2022年ヒット商品ベスト30」
見事に1位に輝いた。

その余波はいまだに続く。
私の近所のスーパーでも、
「おひとり様1本まで」
と書かれており、それでも棚に並ぶと
すぐになくなってしまって、
ほとんどその存在を見たことが
なかった程である。

家族の、是非飲みたいという希望に
より、偶々徒歩1分のところにある
ヤクルトレディの拠点に直接訪問、
先日ようやく初めて入手した次第。

上に紹介した日経クロストレンドの
記事によれば、商品の効果実感から
じわじわとリピーターが広がって
いた
ところに、マツコ・デラックスが
TVで「継続的に飲むようになって、
睡眠の質が改善した」と発言
した
ことが更に火を点ける格好となった
ようだ。

このヤクルトの快進撃に続けとばかり、
日清ヨーク「ピルクル」ブランドで
同様の商品を打ち出している。
人気お笑いコンビの錦鯉を起用し、
自虐的なCMを1月から流して話題を
さらった。

その効果もあったのだろう。
つい最近、需要急拡大を受けて
販売休止に追い込まれ、
ニュースになっている。

タレントの一言で、急激に需要が
伸びると、生産が追い付かずに
品薄
となり、その品薄に伴う
「飢餓感」が更に需要の上振れを
生む
ということがままある。

そこで、売れているからと強気に
設備投資をしてしまうと、今度は
需要が下振れしたときにどうにも
身動きが取れなくなり、モノ余り
から値段を下げてでも売り切ると
いう悪循環になりかねない。

こういった場合の舵取りは、
本当に難しい。
上記の記事で、ピルクルは買えなく
なったのに、ヤクルト1000はもう
買えるとあるが、これは実際に
ヤクルトが増産体制を急ピッチで
整えた
から。

商品力がホンモノであれば、
ここから需要が急減することは
考えにくい

恐らくは、慎重な計算を経て
過剰にならないレベルで増産の
態勢を組んだことだろう。

「睡眠の質」改善を実感できる
商品力があるのかどうか、
家族がしばらくの間試す様子を確認
した上で、改めて評価してみたい。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。