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アンリ・シャルパンティエといえば

日曜日にいただいたお土産が、
写真のクッキー詰め合わせ。
正確には、プティ・タ・プティ。
神戸は芦屋発の有名洋菓子店、
アンリ・シャルパンティエ

ものである。

「一口サイズのクッキーを、
パリの石畳のように敷き詰めた」
という説明がある通り、
開けたときの見映えがなんとも
上品で素敵。
根強い人気を誇るのも頷ける。

アンリ・シャルパンティエといえば、
やはり有名なのはフィナンシェ
何と、「世界で一番売れている」
というギネス記録を、2015年から
6年連続で維持
しているのだ。

世界一というだけでもすごいのに、
それが6年連続。
しかも、お菓子部門で6年連続の
認定がこれまた世界初だという快挙。
これだけ「一」とか「初」が並ぶと、
ニュースバリューが非常に高まる。

そうなると、様々なメディアでより
多くの回数取り上げられることに
つながり、更に売れるという非常に
良い循環
が実現する。

大前提として、とても美味しい
高品質なフィナンシェを、
安定して作り、供給し続けるという
能力が必要である。
その上で、お客様に上手にアピール
することで、より多くの商品を
手に取ってもらい、数々の笑顔を
創造し続けてきたのだろう。

そのアピールの一つの視点として、
看板商品たるフィナンシェが、
世界で一番多くの個数を販売して
いるという事実に着目したわけ
だが、どうやって
「世界一の個数かもしれない?!」
と気付いたのだろう。
そこに気付いたことが素晴らしい
ことだと思うのだ。

以前に、ギネスワールドレコーズ社の
元日本代表・小川さんの講演を伺った
ことがある。

同社は、コンサルティングを通じて
ギネス世界記録として認められそうな
「視点」「視座」を提供し、
実際に「世界記録」として認定される
ようにアドバイスをする
という
コンテンツマーケティングを展開して
いる。
ひょっとしたら、フィナンシェで世界
No.1が取れるかも、というアイデアを
提供したのは同社だったのかも
しれない。

いずれにせよ、そんなピンポイントで
世界一だという「視点」「視座」を
見つけ、それを世にアピールすること
によって、非常に効果的にブランドの
魅力を高めることができる。

芦屋のブランドから、日本を代表する
世界的なブランドへ。
ますます目が離せない。

サイトを眺めていたら、フィナンシェ
のみならず、クレープ・シュゼットやら
生ケーキやら、胃に刺激的な写真ばかりで
困ってしまう。
焼き菓子以外はまだ食べたことがないので、
近々トライしてみたい。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。