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細川のお殿様が遺したコレクション

ウェブマガジン「ほんのひととき」
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しばらく前に、こちらのXアカウントで
永青えいせい文庫で開催される企画展示の
チケットが当たるキャンペーン
をやって
いたので、当たるといいな、くらいの
軽い気持ちで応募したところ、
無欲の勝利!?で見事チケットに当選。

さぁ、いつ行こうか・・・
なかなか都合付くタイミングがなく、
いよいよ会期終了間近となった
6月22日(土)の午前中に時間が
取れることになり、行ってきました。

東京メトロ有楽町線の江戸川橋駅
出口1bで降りて、徒歩で約10分強。

神田川沿いを早稲田方面へ。
首都高5号線の鶴巻町出口を左に
見遣りながら、遊歩道を歩きます。

遊歩道とは書きましたが、
実際のところは、文京区立
江戸川公園
の一部のようですね。

神田川の水も、昔に比べたら随分きれいになりました

公園を過ぎてそのまま歩いていくと、
趣きのある壁が続きます。
ホテル椿山荘の敷地の一部を成して
いるようですね。

椿山荘のレストラン「木春堂」と思しき建物

更に進むと、右側に胸突坂むなつきざかへと
至る細道が現れます。
ちょっと東京っぽくない、
何か秘密の場所へと誘ってくれそうな
雰囲気
が漂っていませんか?

急峻な坂なので、胸を斜面と平行に突くように歩かねばならない、というのが由来とのこと

この坂を登ると現れるのが、
今回訪問した「永青文庫」です。
肥後の大名である細川家に伝わる
文化財を保存、展示している
美術館
なのですね。

門構えにも風情が感じられます

中に入り、建物の入口へ。
瀟洒と形容すればよいでしょうか。
なかなか素敵な建物です。

「永青文庫」の表札が、
これまた素敵ですよね。

残念ながら、建物の中は撮影禁止
撮りたいものが目白押しでしたが、
自分の目と心の中にのみとどめて
来ました。

今回の企画テーマが、
「殿さまのスケッチブック」
ということで、第6代藩主
細川重賢しげかたが遺した動植物の
見事なスケッチが見もの。

江戸時代に、こんなに素晴らしい
色味の絵の具
があったのか!と
驚き、細やかな筆遣い動物や
魚たちが非常にリアル
に描かれて
いるのに感嘆する、そんな展示
だったというのが感想です。

文化財の保護に重点を置くからだと
思われますが、写真撮影ができず、
よってSNS等での拡散力も弱く
ならざるを得ない
点が少し気に
なったところ。

せっかく良いものなのだから、
多くの人に観てもらった方が
良い
のに、と思う反面、
混み過ぎずに快適に観覧できる
点は有り難い
のもあり、悩ましい
ところ
ですね。

Xで呟いている方も意外と
多いので、ご参考までに。

今日が最終日、お近くにお住まいで
ご興味あれば、是非オススメの
展示です。

終了後は、隣接している
肥後細川庭園の園内をゆっくり
散策しながらの帰路となりました。

この輪をくぐり、庭園の方へと下りていきます
文庫と庭園を結ぶ通路にあったパネル

(園内の写真は省略)

最後に、庭園の一番大きな入口の
写真です。
この字は、元首相細川護熙氏
よるものでした。

なかなか訪れるチャンスのなかった
エリアで、すっかりくつろいだ気分で
優雅なひとときを過ごすことができ、
エネルギーをしっかりチャージ
できました。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。