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インターネットサービスの契約を危うく勝手に変更されそうになった話

我が家では、ケーブルテレビ局が
提供するインターネットサービスに
加入している。
住んでいる沿線の電鉄会社が母体で、
かつマンションの売主だったという
こともあり、色々とメリットが多い
と判断したのだ。

その会社が、ケーブルテレビの点検
来るということで、事前に時間帯枠の
希望をヒアリングされ、今日の午後に
訪問と相成った。

やって来るなり、
「本日は、点検と、インターネットの
規格アップの対応工事
で参りました」
というので、
「いやいや、ちょっと待って、
今日は点検しか頼んでないはずだけど?」
と即座に応答する。

何でも、私の方から、下り300メガの
コースを600メガのコースに変更する
依頼が出ていることになっているとの
ことで、テレビの点検作業員1名に、
ネットの工事対応作業員1名、計2名で
やって来たのだ。

私はそんなことを頼んだ覚えが全く
ない
ので、すぐに確認してもらうよう
押し返すと、作業員はすぐに電話を
掛け始めた。

ひょっとしたら、私がスケジュールの
ヒアリングで記入・提出した紙に、
容量アップの工事についての注意書き
か何かが書かれていて、誤って「✓」
してしまったような落ち度があるの
では?という不安が頭をよぎる。

しかしながら、どうも私が「電話」で
変更依頼をした、という話になっている
ことが確認できた。
私はその業者さんに電話など一切して
いないことは自信を持って断言できる

ので、明らかに何かの間違いだと指摘。

最終的に、工事対応作業員にはすごすご
退散をしていただき、テレビの点検のみ
ササっとしてもらって、無事お開き。

今回は特に被害もなく済んで良かったの
だが、もしこれが、状況をよく分かって
いない老人だったりしたら、まんまと
契約内容変更させられていた可能性が
ある。

現行プランに比べて、月々550円ほど
上がることになるので、契約期間の
2年間を合計すれば13,200円の値上げ
となる。

サブスク契約だと、毎月いくら払って
いるかなどあまり気にしないことも
多いので、一旦契約プランが変更され
れば、企業側はそれなりに「おいしい」
思いができる。

悪質な業者だと、契約変更の申し出が
あったことにして、ダメ元で突撃、
あわよくば変更
、なんてことをする
輩がいてもおかしくない。

さすがに大手企業なので、そんな姑息な
ことはやらないだろう
と信じているが、
今回実際に誤って工事手配がされている
状況を踏まえると、大手かどうかなど
関係なく、消費者側は自衛できるように
しておいた方がよいだろう。

今回の件は、恐らくコールセンターの
担当者が部屋番号を聞き間違えたような
類の「事故」であったと推察している。

企業側としては、
「聞き間違い」「言い間違い」が、
時に大きな事故に発展しかねない
ことを
注意すべきである。

消費者側としても、
契約内容には十分に注意を払い、
少しでも腑に落ちない点があったら、
安易にOKしてはいけない。

対応しているときは、少々腹立たしい
気持ちにもなったが、
こうした学びを与えてくれたことに
むしろ感謝しておきたい。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。