ボケてる人がボケた写真を撮るの?!

昔からなんだけど
プロの方とか諸先輩方は

ボケた写真よりも
絞ってピントをたくさん合う写真をもとめる。
ボケで誤魔化すなということである。

タイトルの言葉は、ご自身を売れっ子カメラマンと表現するまさしくいまネット時代でも売れっ子の方。若い子たちを指導しながら、常に新しいエッセンスをインアウトしてるベテラン鈴木心カメラマンの言葉。

もちろんきっとそうなんだろうな

私もフィルムで撮っていた頃は、24ミリと28ミリのレンズが好きで、パンフォーカスで寄ったり離れたりが好きだった。50ミリ以上は楽しいけれどなんだか対象物しか入らない感じがピンと来なかった。

しかし今は?50ミリあたりが一番しっくりくる。年齢のせいか?視力のせいか?
実は今年の夏、人生で初めて眼鏡を作った。視力が自動車免許の更新の時ギリギリで、乱視も出ているのでみえにくいのだ。

そうして眼鏡を作り、初めてかけてみたのだけど、なんだこりゃパキパキにピントがあっているよ笑。違和感があるなあ。

情報が多すぎて疲れる、これが感想。
これは訓練が足りないぞ。

年齢とカメラの焦点距離が比例するとかいうけれど、きっと身体的なものもあるんだろうな。

そして写真のボケについて。
まだまだボケちゃいないつもりで動いてる。ただ、自分の目の前に広がる世界、意識下でみている世界は、僕にとっての目の前の世界は、広角レンズの広い視野のピントバキバキではまったくない。程遠い。

ライカのレンジファインダーは、覗くと一番広角の世界が見えて、装着するレンズの範囲の線が出てきてわかるようになってる。

いざリアルの裸眼で目の前を見た時、ピントが合っている、意識してみている部分はレンズで言うと70-100ミリあたりだと思う。目を動かさず、グッと集中すると50ミリあたりまで意識はできる。

もちろん20ミリ広角ぐらいの範囲はしっかり視野にはあるけれどピントは合っていないし意識をそこには持っていない。

だから、ある意味ありのままの好きなものを撮っている私の写真は、私にとってはボケは自然だし、違和感がないのだよ。

君をみているときは
他のものは目に入らないよ

そんな感じに好きなものにピントを合わせて撮ることが多い写真。

自分のInstagramを見返すと
ボケ写真多めなのは
そういうことなのだ。

LEICA SL + Summilux M 50mm f1.4

#leicasl #summilux #leica

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