見出し画像

Sydney Day 5

朝起きたら、支度をしつつもう使わないものをどんどんスーツケースなり、リュックなりに詰めていく。フライトは12時なので、10時には着きたい。ホテルから空港までは30分とありがたい距離なので、9時過ぎにチェックアウトすれば…と脳内スケジュールを立てる。チェックアウト前に近くのコーヒースタンドで最後のカフェタイムをするのだ!

そういえば、昨日の夜予定より2、3日早く生理が来たので「念のため」と持ってきた分では微妙に足りない気配。ホテル前にドラッグストア Pliceline Pharmacy があるので寄ろう。海外(欧米)の生理用品には何度かお世話になったけど、オーストラリアのは割と普通に悪くなかったよ。ロンドンではなぜかオムツみたいなの(でかい)しか見つけられなかった。大は小を兼ねる、やけども。

最後のコーヒーは、ホテルの目の前にあるらしい Brew Collective Coffeeへ。そういえばテラス席みたいなのあったな〜とそこを目指すも違うレストラン。番地はこのビルのはず〜〜とぐるぐるする。と、ビルの向こう側と、駅側へ続く地下道への入り口を発見。むむ、と思いつつ階段を降りるとコーヒー豆の匂いがする!匂いを辿って歩いている…と面白がりながら歩くとありました〜。

とても溌剌としたおじさんバリスタにフラットホワイトを店内でと頼む。商品ができた時に呼ぶ用に名前を聞かれていつものように「Yuki. Y-U-K-I」と言ったのですが、おじさんは何だか妙な「ニヨゥキ」のような「ヌゥキィ」のようなムツカシイ名前をリピート。

出勤中の方々がひっきりなしに通る(お店にも来る)ので楽しい

無事チェックアウト、空港へもT8の電車で一本なので楽ちん。車内もきれいだし、席もたくさんある(そもそもそんなに混んでいない)。基本的に公共交通機関の料金は安いと思うのだけど、空港に出入りする時だけ15,6ドル上乗せになるのはどうなのか。

飛行機にはオンラインでチェックイン、座席も通路側に変更してあるので、荷物預け入れの機械へ。最近はこれも自分で機械ですることが多いよう。この旅でも何度かやったので「一つスキルを身につけた」感。セキュリティチェックも、最近はスキャンの性能がいいのか電子機器も液体もカバンの中に入れっぱなしで良くなったので楽です…

帰りの飛行機は30分ほど遅れたものの、無事離陸、昼行便なので行きに楽しめなかったin-flightの映画やら機内食(そんなにおいしくはない)を楽しみに。2-4-2の座席で中央ブロックの4の通路側にしたのですが、ラッキーなことに間の2席が空席。が、私の座席の画面が真っ暗。CAさんにその旨伝えて、何度かリセットなど試みてもらう。初めはうまくいかず、最悪隣の席に移れる、と思っていたら前列のカップル(前列も2席空いていた)が真ん中に移動、後ろに誰もいないことを確認して悠々と座席を倒したので「ノォぉ」となる。「後ろの方にも2席空いているところがあるので」とCAさんも提案してくださったけど、結果直ったのでよかった。日本便なので日本語が話せるCAさんもいる、そして見た目はアジア系だ、と分かっていても「とりあえず英語かな…」と話し始めてしまったので終始「この人日本人では…」と思いながら英語で話していました(多分お互い)。

飛行機内の映画って、あんまり内容の深いものが見辛いのですが、みなさんどうなんでしょう。音声英語のものを字幕なしで見るからかな。日本の航空会社だと、映画のラインナップが微妙(日本未公開のもの、英語のものが少ない)なのでついつい海外の航空会社を選んでしまうのです(最近は自分のデバイスに映画をダウンロードして行かれる方も多いよね)。というわけで、機内で見て記憶に残っているのはジェニファー・ローレンスの「No Hard Feelings」と、エル・ファニングの「The Great」(ドラマ)。

予定時刻より遅れること30分、羽田に20:30着。大阪まで乗り継げる便がないので、この日は東京泊、翌日の夕方に伊丹着の便にして(元気があれば)街へ出ることにしていました。羽田(T3)からモノレールで一駅(後々考えたら京急(安い)でも行けたっぽい)。ホテル最寄りの駅に着いて、直結の出口に向かっていると、向かいから男性2人組がニコニコとExcuse me ~~と声をかけてきた。欧米系の方とアジア系の方。カップルのようにも見える。”Do you know what time?”と聞かれて思わず”Now?”と返す。時計がない模様。携帯を見て時刻を伝えると、電光掲示板で「(電車は)もうすぐだ」と確認。寒かったからね。Thank you ~(照)という感じで何だかかわいい謎の二人でした。

21:30ごろホテルにチェックインして、大浴場で一息ついて就寝。

今回、とても久しぶりに「初めて行く都市」に行って、自分にとってどう感じるかを試しに行けたような気がします。どこの街も、文化やその土地の要素が醸し出す空気感があって、それを感じる面白さもあるけど、自分に合う要素だったり、グッとくるところだったり、より好きになる理由や、また来たいと思うか・住みたいと思うかなど、自分の中の違いを見つめる良い機会になりました。

航空券を検索しては料金にうおお、と思う日々ですが、お金だけが足を止める理由なら「行きたいところには行けるうちに!」を胸にまた旅に出たいなと思います。

翌日朝7時前、ホテルの部屋から。スッキリ晴れた早朝の空って一番元気が出る。





ここから先は

0字

この記事は現在販売されていません

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?