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【詩】ふたり



細い道をふたりで歩く

他愛ない会話

暗い顔をする君に 

軽く体当たり



伸ばせば 

手だって顔だって 

触れられるのに

勇気が出ないんだ



恥ずかしくて

でも触れたくて

もどかしくて

でも、でも、でも・・・



問いかけに

聞こえなかった君は

しゃがんで「何?」って聞いてくれる

顔がいつもより近くて

「何でもない」って照れ隠し



先を歩く君

影がふたつ

日が沈んで

暗闇に消えた



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