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もともと女装なんて諦めていた

諦めていた理由は沢山あります。
やる事の気恥ずかしさ以上に、自分には全く適していないと考えていました。通用する訳がないと思っていたのです。実際、今でも適してるとは思っていません。
こういう話をしようとすると「いやいや…」といった声が聞こえてきそうですが、実際は洗い出しただけでこれだけ問題点があります。 

問題点

  • 高身長で肥満体質

  • 筋肉の絶対量が多い

  • 肩幅とアバラが出ている

  • 体毛がとても濃い、ヒゲも濃い

  • 足のサイズも大きめ

  • 全体的に堀が深い

肥満は運動習慣の改善で、何とかある程度クリアしました。体毛も脱毛サロンに通ったので、今はあまり生えてきません。ですが持って生まれたDNAによる身体的特徴と、既に過ぎ去ってしまった過去を変えることは出来ません。

どうも私の体は女装するには不釣り合いなほど恵体だったようです。これがスポーツ選手になっていたり長身や筋肉の多さを生かせる職業に就いていたらよかったかもしれません。ですが残念なことに今はデザイナーとして活動しており仕事で体を動かすことはほぼ皆無という。ほんと骨も肉も必要とする人の所に行ってくれよって感じです(苦笑)

とはいえ、ありがたいことに自毛を伸ばせて毎日のランニングに時間を割り当てられるくらいには余裕があるので周囲の環境には恵まれていると言っていいでしょう。

閑話休題
では、なぜ女装をしようと思ったのか。元々女装さんが好きだったし、少なかれ興味もありました。ただ前述したように課題点があまりにも多すぎるので、踏み込まないようにしていました。

切っ掛けとなったのは大阪で仲良い女装さんがいて、会うことになったからです。
話してるうちに「女装する?」と聞かれ「行けそうだと判断したなら…」と答えてから会ったらあれよあれよという間に女装させられていたという。

ただ、周りは気遣ってくれてるのか「おおー可愛い」と言ってくれるものの、自分ではマジでうっわぁ…と思ってしまう体型だったので今のランニング習慣を開始することになりました。当時は2021年の初夏。現在に至るまで、休む日もありましたがずっと続いています。

言ってる間に髪の毛も伸びてきて、今のぱいんさんになってます。

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