マーケットレビュー 2020/6/4

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終値は上昇したものの、始値比を見ても分かる通り、全体的に伸びは微妙な感じ。日経平均は日中、前日比でマイナスにぶれたり、不安定な動きをしていた。

空売りの買い戻しが一旦控えたことと、行き過ぎた過熱感への不安感ではないだろうか。「新型コロナウイルス」という病気に対する解明もまだ確実ではない中で日経平均24000台まで向かう勢いのある動きには、筆者もやや不安感がある。


<2020/6/3>

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<2020/6/4>

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直近のボラティリティが減少に転じている銘柄は多くなった。また、今日のリターンも3分の1くらいの銘柄はマイナスなようだ。一方で、10日間の平均リターンは未だプラスのものが多い。先週の過熱感がいかに強かったかがわかる。

リクルートなど、直近でボラティリティが上昇傾向だった銘柄も、今日の落ち着きもあって、今後のボラティリティの落ち着きに期待ができるかもしれない。


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今日の落ち着きがあっても、数日前の第一三共の値荒さを補うことはできていないようだ。

10日間の平均リターンに対し、今日のリターンはグラフ上でもばらついていることがわかる。

今日ばらついたからこそ、明日の個別の推移には十分着目していきたい。


以上です。

アメリカの某騒動も含めて、世界的に落ち着いてきた感がありますね。

東京の第2波が少し心配ですが・・・。