マーケットレビュー 2020/6/3

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マザーズなどは1%以上下げているが、全体的にはやや上昇しているようだ。

一方、日経平均以外は始値から大きく下がっている指数も多く、不安感が拭えない情勢にも関わらず連日上昇を続ける株価に警戒感が高まっているとも考えられる。


<2020/6/2>

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<2020/6/3>

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ボラティリティ(直近5日間)が、昨日と比較して緑色に転じた銘柄が複数ある。この原因としては、ちょうど6日前に大きな値動きなどがあったことなどが挙げられる。このように、直近でのボラティリティが大きく動くような銘柄は、引き続き大きな値動きが起こらないか注意する必要がある。


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直近10日間のシャープレシオ(上図)のばらつきは日に日に小さくなっていることがわかる。一方、第一三共の不安定な位置は未だ解消されない。

一方で、10日間の平均リターンの方では、第一三共が外れ値ではなさそうな位置にあるのもあり、連日の不安定さからは抜け出した可能性も高い。

10日間の平均リターンと比較して、全体的に今日のリターンはもともと安定感のある株(三井物産やホンダ、トヨタなど)は高めにリターンが出て、逆に若干不安定だった銘柄(ソフトバンクやアステラス製薬など)は低めに出ていることがわかる。


以上です。