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天現寺小学校の22&23説明会動画&学校訪問

今日は趣向を変えて怪談から。
あるワ―ママが天現寺小学校の説明会動画を1.5倍速再生で聞きながらnoteにメモを取っていたんですって。動画配信なのに1週間しか再生期間がないので焦りつつ。その後は自宅でリライトして公開しようとしてたんですって。
ところが…なぜかnote下書きに入ったたまま、また新年度の配信が始まってしまったそうです。しかも同じオフィスで1.5倍速再生で16時の配信停止に間に合うように慌てて聞いたらしいですよ。何で1年後に同じことやってるんですか?大人の1年って早すぎませんか?
というわけで、今回は2022から熟成されたネタと2023加筆ネタ、2023の学校訪問感想をミックスして編集しました。やっと公開できる…というか今日公開しないとたぶん永久に公開しない…。

天現寺小学校なんて実在しませんが、全国的に有名な小学校受験の花形トップ校。
私は系列高校から”外部生”として入学し、大学にもエスカレーターで進学したので同級生にはこちらの小学校から進学してきた"内部生"もちらほらいらっしゃいました。数人の同級生の顔を思い浮かべながら、先入観入りまくりの動画視聴。さて、どうなったでしょうか。

2023年説明会のコンテンツ
(1)ご案内(舎長の話)
(2)歴史
(3)1年
(4)授業や活動、体験
(5)児童の安全やその他の取り組み・宝物

以降は主観のみで、説明会の要旨ではありません。「ただの感想文じゃん!」しか言えないかと思いますのでここでそっと閉じていただいても構いません。

全部乗せ!

受験もないし、寄附金もあるし、親の経済力もあるし、伝統のある行事はOBOGの思い出もあり廃止できないし(推測)、ということでカリキュラムや行事がどんどん増えていった印象。海外研修や林間学校や宿泊研修も年に数回ある。校内での行事も体育系、文化系、自然系…盛りだくさんすぎて説明会動画だけでおなかいっぱいでした。6年生は8泊9日高原学校!長っ!

例えると「和・洋・中・エスニック!100種食べ放題!デザートもあるよ!どんどん食べてね!」みたいな印象を受けました。

画像は完全に筆者独断のイメージで拾い画です

伝統を捨てるのは難しい

みんな幼稚舎が大好きで、だからこそ「縁故」とか「兄弟姉妹枠」みたいのがまことしやかにささやかれているんだと思う。大好きなものには変わってほしくない。
一例として担任持ちあがり制。

幼稚舎教育の大きな特色として、6年間担任持ち上がり制が挙げられます。6年間クラス替えがなく、基本的には担任も代わりません。

http://www.yochisha.keio.ac.jp/guidance/teacher.html

いわゆる『内部生』同志が慶應内部で結婚していく姿を見ると、合う人にとってはめちゃめちゃ合うんだろうなと思います。私の周囲では1回目の結婚ピーク(20代半ば)では同級生、2回目の結婚ピーク(アラサー)では幼稚舎卒同志なら学年は超えるというケースが多かったです。

2023年は学校見学にも伺いました。歴史を感じる校舎でしたね!大人になった今となっては「博物館みたいですごそうだから見ておきたい」と思いましたが、恐らくうちの娘は「なんか怖い…」って言っちゃうやつでした。綺麗な女子校をたくさん見た後というのもありますが、「古い」という薄っぺらい感想を第一に挙げてしまう時点で、私はお呼びではないんだろうなと感じました。

独立自尊だからこそ「希望者制」が多いのでは仮説

国際交流(イギリス、ニューヨーク、ハワイ)、たくさんのクラブ(2023年説明会では運動15、文化13)、救急救命講習、36kmチャリティウォーク、相撲教室、福沢先生の旅、百人一首大会から遠泳合宿まで、先ほど書いたものに加えてどんどんどんどん紹介されるのでもうおなか一杯感を超えて、ふと、参加しない/できない子の立ち位置ってどうなんだろう?と思ってしまいます。ビュッフェで「あ、これ元取れないかも」と思ってしまう瞬間のようなイメージ。(←お育ち)
きちんと自分に必要なものを選んでこそ『独立自尊』なんでしょうね。漢検はあるのに英検ないというところは伝わらないかもしれないけど私には納得感がありました。

進学先について、2023年説明会では以下のように報告がありました。

【男子96名】普通部61名(64%)、中等部男子32名(33%)、SFC男子3名(3%)
【女子48名】中等部女子47名(98%)、SFC女子1名(2%) 

注:筆者自身のメモと計算によるもの

普通部ってそんな人気なのね!広尾から日吉へ、通学時間も延びる人が多いだろうし、偏差値的にもどうして?と思ってしまうけどここまで差がつくというのは何か幼稚舎生にしか伝わらない判断基準があるのでしょう…。

まぁ、こんな出会いも、またいつか、ご縁があれば

小学校見学の経験値が増えてきて、だいたいの学校は「ここはこんなところがいいなぁ~」みたいに惚れてしまうところがありますが、珍しくこちらは「・・・。」で終わってしまいました。母校愛はあるんですよ。私の人生山あり谷ありグラフのピークのひとつが高校時代だし、成人してからもある地方M田会の幹事もやってましたから。
ただ、子どもになんとしてもこの環境を与えたいんじゃーーー!という熱い思いにはつながらず、私などのお受験初心者・縁故なしフリー枠・低課金勢がしゃしゃり出る場ではないなというのは改めて感じました。

女の子を入れたいなと思っている方はぜひこちらご参照ください。
慶應受験予定の女児ママにこれだけは言わせて
高校時代に感じた「お育ち」の違い



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